会社を退職してフリーになり、様々なイベントが一通り落ち着くと、フルタイムが自由時間になった。
無為に過ごして1週間が経ったので、思い付きでもいいからやってみようと思ったことをやろうと考えた。
それが、伊豆下田での星景撮影だ。
なにせ思い付きだから、条件がそろっていない。
場所は爪木崎の駐車場にした。
東南側が海で開けた空だった。
日没が6時47分で、月の出が7時半後だった。
その月はほぼ満月で、空には半分以上薄い雲が漂っている。
雲の隙間から撮影をすることになった。
日没後1時間近くは空がまだ明るく、薄い雲がかかっていることもあり星はあまり見えなかった。
ひときわ明るい星がようやく姿を現した。
木星だ。
ニコンZ50Ⅱ レンズ50-250㎜ 250㎜ F6.3 1/10sec ISO3200 トリミング
撮影画像を見てみると、4つの衛星を従える木星が確認できた。
木星の赤い模様が撮影できないか撮影条件を変えてみたが、250㎜(APS-C換算375㎜相当)では確認できないようだ。
1/400secでも模様を確認することはできず、白い点でしか映らない。
4つの衛星とともに確認できるのは1/10secが限度だった。
模様を撮影するには天体望遠鏡が必要だ。(はまりこんでく?)
天の川を写したかったのだが、方角すらわからず、視認もできず、やみくもに天空を撮影して終わった。
何を撮影したいのか目的を持たないと、準備も不十分で現場で困ってしまう。
今回の撮影では、三脚の不具合が許容できないことを認識した。
雲台の固定が緩く、シャッターボタンを押した後に少しずれてしまうのだ。
三脚が必要だ。(はまりこんでく?)
撮影中、フクロウの声が聞こえてきてた。四苦八苦する姿をフクロウに見られていたのかな。
撮影前、駐車している車の中から撮影しました。
調べたら、ホオジロのようです。