デートDVについて、少しお話しします。
デートDVとは、夫婦間などではなく、結婚していない間柄で起きる、ドメスティックバイオレンスのことです。
付き合っているカップルなどが、その対象です。
私は、デートDVでした。
中学1年のとき、デートDVの授業を受けました。覚えているのは、こういうのがデートDVです、というのがドラマ仕立てになっていて、そのあと詳しくなにがDVだったのか説明される、というものでした。
中学3年のとき、友だちが彼氏にデートDVを受けて悩んでいました。
私は、簡単に、そんな男とは別れないと!と友だちを説得しました。
でも、友だちは、別れようとしませんでした。
でもやっぱり彼氏が好きだし、優しいときもあるし...と言っていたのを覚えています。
私は、そのときまだ授業で習っただけで、自分がデートDVを体験したわけではないので、友だちに適切なアドバイスができませんでした。
そして、被害者は、彼氏と別れろと言われたり、彼氏の悪口を言われるのを嫌っていたりします。
実際に、私もそうでした。なので、そう言われるのは目に見えているので、相談したこともなかったです。
あとは、自分が殴られているなどを恥ずかしいから知られたくないという思いもありました。
殴られていると言えば彼氏の悪口を言われる、別れろと言われる、その流れになるのが嫌だったのです。
デートDVは、本当に見つけるのが困難です。被害者が言おうとしないからです。
それには、上に挙げたような理由と、もうひとつあります。
加害者からの圧力で、誰かに言ったことがばれたときの仕打ちに怯えているからです。
私は、その気持ちもありました。なので、よけい誰かに言うことができませんでした。
ただ、言いたくても言えない、というところまで陥ってしまった場合は、もう加害者から抜け出せなくなってしまっていると言っていいと思います。
なので、そう思う前に、誰かに言う勇気を持つことが大切です。
その勇気、そんな簡単につけることはできません。私がそうだったので。
でも、人生は長いです。誰かに言うこと、助けを求めることで、デートDVからは解放されることができます。
もう、このままでいいや、この彼氏と結婚して、死ぬまでこのままでもいい。そう思う気持ちはわかります。
ですが、半年デートDVに耐えしのいだとしても、70歳まで生きたと仮定して、半年をあと何十回、何百回耐えれますか。
まだ、実家暮らしの間はいいですよ、同棲、家族になったとき、一人になってしまいます。
子どもができた、子どものためにと我慢することもあるでしょう。逃げたくても、身軽に逃げれるわけではありません。
加害者から逃げれるときを見失わないでください。
まわりに人がいるうちに、誰かに言うべきです。
どんどんエスカレートすると、交遊関係すら途絶えてしまいます。気力すら失います。
そうなる前に、勇気を出して言ってください。