ちょっと高い店に食べにいった記念写真


次の診察日、呼ばれるのを待っていたらあらぬところから名前を呼ばれました。
精神科の診察なのだそうで。
15分ほどあれこれ聞かれたことに答えて終了でした。

それから内科の方に呼ばれ、改めて小クライテリアの症状の確認をされました。

「こういう症状は?」
「うーん、あると言えばあるような」
「ある、ね」
おや?

「こういう症状は?」
「うーん、強いてあるかと聞かれればあるのかもしれないです」
「ある、ね」
ありですか??

血液検査の結果が出てて、単純ヘルペスのIg-M抗体価が高かったせいなんでしょうか。病歴長いから除外疾患の可能性は低いし。
それにしても前回はあんなに懐疑的だったのにやけにあっさりと。

「CFSですね」

この過程は人によるようです。私は診断されるまで短い方なようで、実際こんな簡単ではない、と思います。はるばるやってきて「違う」と言われる人もかなり居るようです。
これから専門医のところへ行かれようと思ってる人に向けて、念のため。

やっとダルイのに病名がつきました。最後に元気だった日から数えて実に18年と3ヶ月。今から3年ちょっと前の話です。


単純ヘルペスにゾビラックス。これは効きませんでした。補中益気湯ビタミンセットも、全く効きませんでした。

翌年2月にはパキシル(SSRI)を試して見ることにしました。これはすごかった。
1錠飲んだ翌日から副作用てんこ盛り。それに頭が興奮状態で、全く眠れなくなりました。半錠にしてもダメです。
それでも効くまで時間がかかるものだからって、必死で飲みました。

「明日効くかもしれない。明後日効くかもしれない」

そう思ったらやめられません。2ヶ月近くがんばっちゃいました。
でもほとんど寝ない日が続いて、これ以上続けたら身体壊すと思ってあきらめました。
2ヶ月は長すぎでした。無駄な努力をしたものね。


CFSについてはずいぶん調べました。
あまりにもあっさり診断されたせいもあるのかもしれませんが、調べれば調べるほど、そのうちに病名に違和感を覚え始めました。
ネットの患者さんの書き込みなどを見ていても、私とは状態がかなり違う。
何かが違うと、私のゴーストがささやく(アニメネタ(笑))。

どうにも納得ができなくて、診察の時に毎回「私はCFSですか?」と尋ねていました。

「CFSでいいですよ」
その「いいですよ」というのは・・。

だからといって探してみても、他に納得できる病名も見つかりませんでしたけど。