体内バランス正常化には、まずちゃんとお見立てしてくれる本格漢方ではないか。健康保険効くし(効かないところもある)。
ということで専門医を捜して行ってみました。
2年通って結局私のダルイのに効く薬はみつかりませんでしたが、いろいろ効果はありました。

「冷えのぼせ」がなくなりました。厚着してホットカーペットの上で毛布かぶって震えてる、なんていうこともなくなったし、字を書くとき紙が手の熱でふやける、なんてこともなくなりました。
「便秘」もしなくなりました。これは薬を飲んでるからですけど。もう便秘がちな私には戻れません。気持ち悪くて。
「おけつ(日本の漢字じゃないので漢字でかけません)」もなくなったようです。おけつというのは漢方の概念で、血がどろどろして流れにくいと言う感じ。
これはもともと血が溜まりやすい婦人科器官の疾患を誘発していると考えられています。私が婦人科疾患を繰り返していたのはこういう体質のせいだったのかもしれません。

倦怠感についてすぐに効果がなくとも、こうして細かい症状を除いていって、快食・快眠・快便のプリミティブな生活条件を整えることで、自然治癒力をアップさせることができるのではないかと思います。
漢方は当たればかなり速効で効き目がわかります。
ただし当たりを探すのが、専門医といえど難しい。特にCFSは複雑なようで。しばらくいっしょに試行錯誤をしないといけないと思いますが。
ちなみに私は20種類くらいのんでみました。


その次に始めたのが指圧と鍼灸。よく「どうなん?」って聞かれますけど・・・。

私の通っているところに、2人の「病的にダルイ」人がやってきたそうです。その人達は首がむちゃくちゃ凝っていたので、それをほぐしたら、すっごい楽になったと喜んでいたそうです。

長いこと通っているといろいろな状態があるわけで。ストレスが溜まっていて交感神経パツンパツンの不眠状態の時に行ったら、これは指圧1回でコロッと解消されました。
ずっと過緊張状態の人には、かなりの効果があるんでしょうね。
一度、自分の状態を確かめてみるのもいいと思います。

私は何をしに通っているかというと、最近はもっぱら姿勢矯正のため。
ずっと癒着があったせいで、私の身体、「く」の字に固定されてます。未だに足を伸ばして寝てられません。もうお腹に不快感はないけど、筋肉がそういう状態で固まっちゃってるので。
相変わらず膝を立てて寝ているようです。歩くのも少し前屈みの方が楽だし。

これを伸ばそうと思うとなかなか大変。腰いたい、膝いたい、あっちがつる、コッチが変、ということになります。
それを鍼で治してもらいつつ、筋肉ほぐしてもらいつつ、ということで通っています。
それにダルイだ痛いだと普段あまり人に言えないことをブツブツ言えてうれしいです。


日記は1年ほどまえからつけ始めたわけですけど、これは情報がある程度たまってから見返してみたら、すごく参考になります。
客観的に自分の状態を見るのにもいいし、何をしたらいいのか考えるのにもとてもいいです。
面倒な時は1週間分まとめて、なんていういいかげんな付け方ですけど、それでも「傾向と対策」に、とても役にたってます。
明日の私の参考のために、頑張ってつけてます。


ネットコミュニティーに書込してくださった人、くださってる人にはとても感謝しています。
再手術なんて考え出したそもそものきっかけは、ネット上でのいろいろな人の書込をみていて、自分の状態と違和感があることでした。どこが違うのか、何が違うのか、というのが、自分に何が起こっているのか考える上で、とても大きなヒントになりました。
今もネットワーク上で、直接・間接的にいろいろなアドバイスをたくさんもらっています。
私ができるだけの情報を発信しようと思うのは、ちょっとした恩返しのつもりです。


あとここ1年ほど散歩に行ってます。朝日(昼に近いけど(笑))をあびる、生活リズムを作る、姿勢矯正、足腰鍛える、おまけに緑の香りで気持ちいい。一石五鳥くらいの効果があります。
行けない日は無理していかないですけど。


たいしたこと、してないですね。それでも2年間で、かなりよくなってきました。基本は痛んだ身体を癒すためなので、ゆるゆると過ごしてました。

よくなってきたところで、だんだん問題があぶり出されてきて、まだ何か妙なところに問題がありそうで。
そろそろチャレンジャーの血が騒ぎ出したところです。
・・・懲りてないし(笑)。