開館1ヶ月 | 九州国立博物館サポーターズクラブ

開館1ヶ月

十五日に開館一カ月の節目を迎えた九州国立博物館(福岡県太宰府市)の入館者数が、四十万人を突破した。開館記念特別展「美の国 日本」(西日本新聞社など主催)の入場者を中心に、同日までの入館者数は延べ四十万七千十一人を記録。「半年間で十七万人」の当初見込みを大幅に上回る活況を見せている。

 九州国博は東京、奈良、京都に次ぐ独立行政法人国立博物館”管轄”の四番目の国立博物館として開館。充実した展示が人気の「美の国 日本」は、同日までに約二十六万九千人が鑑賞した。

 人出は特に週末や休日に集中。十月三十日の日曜日は延べ約二万二千人の入館者があった。

 11月に入り、平日でも一日に延べ一万人以上が訪れている。個人、団体客とも多く、九州国博交流課によると、団体ツアー客は東京、東北などからも来館。修学旅行で、沖縄や大阪の学校も相次ぎ訪れているという。

 「美の国 日本」は二十七日まで。同展入場者は最終的に三十五万人を超える見通し。九州国博は混雑を緩和するため、平成17年11月19日(土)~11月27日(日)の9日間は、開館時間を午後七時まで二時間延長する。