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パスケースに入るPoche Paris(路線図)。
これ1枚でメトロ、バス、電車、駅名検索表が見れます。
観光局とか旅行で貰うのは大きくて持ち歩くのには
ちょっと不便なので、皆コレを持ち歩いています。
そうそう、地図を広げてるとスリとかに狙われやすいって
よくガイドブックに書いてありますが、コノPocheは
小さいからバックを開けずにポケットで出し入れ出来るし、
観光客というよりも住んでる人が使ってるので
安全です。

メトロの改札横や窓口に大体置いてるので
タダで貰えます。

メトロ、バスは勿論。
意外に使えるのが裏面のRERです。
空港から市内へ入るもう一つの方法、がコノRER。
メトロが日本で言う地下鉄、ならRERはJRとか
チョット距離のあるトコロをカバーしている電車です。
パリ市内を通っているのは、RERのA線、B線、C線、D線、E線ですが。
観光的な利用で考えると、
A線は、ディズニーランドパリやサンジェルマンアンレ行き。
B線はシャルルドゴールから市内へ走る空港線。
C線はベルサイユ。
という感じです。

線によって、雰囲気が全く違うので一概に
RERは危険、ではないと想いますが。
私がよく使ってた、A線は例えるならば中央線快速。
山手線の対面に位置に似た、リヨン駅から凱旋門を結び、
それでいて1区間はメトロの駅3,4個を飛ばす駅間なので
時間短縮には便利でした。
しかも、途中オペラ駅とつながっているオベールや、
ノートルダムのあるシテ島に近いシャトレの駅に止まります。
また、A線はその先にビジネス街であるラデファンスが
あるため、乗っている人たちも怖くない感じでした。

それと違ってB線。
空港とパリを結び、通る駅も治安がいいとは言えず。
ガイドブックの通り、オススメではありません。

C線は。
あまり使うことも無いかなと想いますが。
わりと駅が治安のいい16区を通っているので
駅もきれいだったりします。


RERはメトロとは違い、入るときも出るときも切符が必要です。
メトロは出るときは切符を通さなくてもいいので、
よく無賃乗車してる人もいますが、RERだと出れません。
また、改札もパリ中心部だと大抵が地下鉄よりさらに下の
トコロにあるコトが多く、大江戸線の様な感じです。
でも、その反面。
切符が必要だからお金が無いヒトは乗れないし、
地下深いからエスカレーターはあります。

なので、パリ市内を端から端へ移動する時や、
チョットした郊外へお出かけする時にはオススメです。
ただ、乗る時は切符を間違えないで目的地のゾーンまで
買っておく事(到着地が田舎だと無人駅だったりもします。
Pocheを見ればゾーンはすぐわかります)。

そして、乗る場合はコレはメトロも共通のコトですが。
乗る線の最終到着地、が合っているホームに行きます。
RERはさらにホームにモニターがあり、時刻と次の電車が
どこ行きかを表示してくれます。
たとえば、同じA線でも途中までは一緒でも
最後のほうで枝分かれして目的地が変わります。
それも、Pocheを見れば大丈夫です。


ということで、Poche Paris。
オススメです。