今回は、次回出演予定作品
来週12月14日から始まる時代絵巻AsHという団体の『朱天~しゅてん~』という作品について
一出演者としてこういうとこがオススメやでみたいなことを書くブログです。
団体さまの意図などとズレがあるかもしれませぬ、あくまで個人的な意見として読んでいただけたらと思います。
また多少のネタバレを含む可能性もございます。予めご了承ください。
まずは詳細
時代絵巻AsH 其ノ拾壱 『朱天~しゅてん~』
【日程】 2017年12月14日~19日
【劇場】 シアターグリーン・BOX in BOX THEATER (池袋駅東口より徒歩6分)
【観劇料】 3000円
ではでは、ここから、どんなところがオススメかを書いていきます。
◆まずは
とにもかくにも、上の画像で上げたあらすじを読んで下さい。面白そうじゃないですか?
◆硬派な時代劇
小劇場で時代物ですと、歌ったり踊ったり、ファンタジーだったり、エンタメ要素の強い作品が多い気がします。
もちろん、そういった作品も好きなのですが、今回はリアル嗜好で、時代を描いた作品かと思います。
◆歴史を物語にする
歴史があって、そこに存在した人々に「もしこうだったら…」と物語を持たせる。
その人々が絡み合って、捻れあった結果、現在に残る逸話が存在する。そんなイメージです。
(特に、今回は鬼討伐の話ですし)
◆だからって堅苦しくないです
楽しい場面もありますし、癒やしの場面もございます。
◆男しかいない
女優大好きな皆様には申し訳ないのですが、男しか出演いたしません。その分、「濃」です。
男ばかりが23人。かっこいい人も、渋い人も、青い人も、強い人も、弱い人も、大きい人も、小さい人も、すごく大きい人もおります。
◆おじさんたちがおじさん
今回の座組は、30歳の私が中堅どころといった座組でして、久しぶりにこんなに年上の方がいらっしゃいます。
おじさんの役をおじさんがやるというのは、それはもう破壊力抜群でして、大人の魅力がムンムンでございます。
もちろん若い子たちや中堅世代の我々も負けじと魅せて参ります。
◆分かんなくても楽しめる
本格的歴史物というと、前情報とか勉強したほうがいいの?となるかもですが、個人的にはなくてもよいかなと。
あくまでそこに生きた人々のお話なので。ただ、観たあとにいろいろ登場人物たちについて調べてみたら楽しいかもしれないと思っています。
オススメは、調べず観る→調べる→リピートして観るですかね(笑)
◆でも難しい用語多くてストーリーとか分かんないかも
用語に関しては雰囲気で分かるかなぁと思いつつ、たぶん難しいものは当日パンフ(無料で配られるパンフレット)に載るんじゃないかな?
載らなかったらごめんなさい・・・。許してチョンマゲ。
私の所属するグループのシーンに関しては、おそらく学校で習ったであろう「摂関政治」についてちょっと調べると分かりやすいかも。
あとは、この作品の過去にあたる「平将門」「平貞盛」、「源満仲」とかの話は調べておくと、
本編ネタバレにあまり支障のない範囲で分かりやすくなるかもです。貞盛さんと満仲さんは劇中にも登場しますが、有名なエピソードは本編より前です。
◆全さんをひたすら見たい
という方にはあまりオススメではないというか、登場自体はあまり多くないです。
ただ、魅力的なシーンをいただけたと思っておりますので、是非観てほしいです。
でも、これは他の役に関しても言えますが、今回の作品では個人というよりは、時代を、お話を、生き様を、見ていただけたら嬉しいなと。
◆ウォーリーを探さない
今回、いろんな人が自分の本役以外でいろんなシーンに登場しております。
作品的には「あ、あれ全さんだ」とか、「あれ◯◯役の人だ」と思われない方がありがたいです。(本役とはまた違った人生を生きている人なので)
が、気付いてしまったときはしょうがないので積極的には探さない程度の範囲で楽しんでいただければと。
◆殺陣
ダンスとかはないですが、殺陣はあります。全さんはないです(ネタバレ)
あの、めっちゃかっこいい人、数人いるので楽しみにしていてください。
数人以外がかっこ悪いって意味ではなく、めっちゃ・・・が数人いるってことです。
◆早めに来ると・・・
もう公表していいか分かりませぬので、詳細は伏せますが、早めに来ると、具体的には開演の10分前にはお席にいていただけると、
ちょっとしたものが見られるかもしれません。なお、やらなくなる可能性もあるかもです、ご了承くださいませ。
◆最後に
演劇作品は本当に幅が広く、また好みも人それぞれでして、あっちで良いとされるものがこちらでボロカスなどということが常でございます。
ですが、私個人としては今回のお話、面白くなるんじゃないかなと。
この文章を読んで、興味が湧いた方は、お時間と金銭事情に無理のない範囲で、ご検討いただければ幸いです。
無理をしてでも観に行くぜという方には無理した分以上に楽しんでいただけるようがんばります。
いえーい