お兄ちゃんの部屋のベランダにまで干しまくった洗濯物をとりこみながら
「ここに住んでるな」
とひとりごちる
昼間読んだマンガがべらぼうに面白くて
影響されながらデケデケと散歩に出かける
川沿いに上流へ向かって土手を歩く
風が強い
正面から髪が巻き上げられていくので、伸びるに任せていたのだがこれもいいなと思う
(間もなく橋を渡り反対側の土手を歩きながら、後ろからバサバサかぶさる長髪に悪態をつきます)
中学校の横を通り、かつてじゃりじゃりで犬のンコだらけだった土手が舗装され、ぼうぼうの雑草が芝生に変わっているのに今更気づく
雑巾掛けでトゲを刺した木造校舎はとっくに取り壊されて
残るのは古い部室と土手に登る階段くらいか
1時間ほど歩いて
ふと自宅の方をみると
結構な高さである
山の中腹の小屋から、小高い丘の団地に越したもんだとばかり思っていたら、ここもまた結構な山の上であった
気持ちいいのぅ
ものすごく面白かったマンガはこれ