もう日大のニュース嫌
本当にやだ
日大の監督はもちろん関わったオトナみんな気持ち悪い
まあ規模は全然違うけど
自分が怪我をした時のことをマザマザと思い出すのよ
高校一年の9月の大会
常に県のベストプレイヤーだった三年の先輩が引退して、最初の大会だったのかな
長時間電車に乗って会場まで行き
アタシはサイドでスタメンで
キーパーから出たパスを受けて猛スピードでドリブルし
シュートを打とうとジャンプした瞬間
相手チームのサイドにホールディングされて
右脚が変な方向に曲がった
そのまま床に叩きつけられ
信じられない痛みで息もできない
顧問の先生はベンチでアタシの名前を叫び続け
立て、走れと大声を出し続けた
そんな時、選手は立とうとするのだ
立って走ろうと
立とうとしては転び、痛みに顔を歪めるアタシを
タイムをとって抱え起こしてくれたのは
顧問ではなく見るに見かねた審判だった
その後も
「これはな、競馬の馬が捻挫した時につける痛み止めなんだ。もこすごく効くんだ」
と大きなチューブの気持ち悪いゲルをベタベタと塗りたくられ
素人に適用にテーピングされ
試合に出されては転倒し審判がタイムをとるというのを数回繰り返し
見ていた他校の生徒たちからブーイングが起き
試合には負け
その後の練習にも参加させられ
また長時間電車に乗って帰ってきた
今なら大問題だ
アタシもこどもでバカだった
自分の状況が全く分からなかった
挙げ句の果てには医者にも誤診され
治りきってないのに顧問に連れ出され、また歩けなくなる
最後はペナルティシュート要員にされて
相手のペナルティでフリースローになった時だけ交代してヒョコヒョコ脚を引きづりながら出ていってシュートしてくる
ある日医者に「もう二度と運動はできない」と言われ
ギプスを外して足を叩っ斬ろうと大泣きした
結局、12月に退部し
最後まで顧問はしつこかった
仲間もみんな辞めてしまった
引退した三年生に報告に行ったら
憧れのスターだった先輩たちが
アタシの頭をポンポンしながら泣いてくれた
いまだにあの靭帯が切れるブチッという感覚にギューッとなる
そんで35年たった今でも山に行けなくなったりするワケですよ
あの時の顧問は
そのまま教師を続けて
定年退職して町内会の代表みたいなことをやってクソジジイぶりを発揮しているらしい
アイツに教わった人で良く言う人は一人も会ったことがない
そういうクソジジイでもね
学校が人生の中心である生徒たちにとっては言うことを聞くべき相手なんですよ
アタシも何度も「国体の強化選手」とか「有名大学の部活推薦」とかの言葉に踊らされた
ちなみに相手校のホールディングした選手は謝りにも来なかったし
きっとすぐに忘れたんだろうな
有名な私立高校だった
長くなりましたが
日大のニュース見るたびに
あの選手たちは当時のアタシの何十倍も苦しんでいるのだろうと
思うわけです
自転車、最近乗った?
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