金曜日のこと
昼から次男の保護者会があるので、ギリギリまで仕事して学校へ
車で50分ほど
途中おいしいラーメン屋があるので、食べていこう
タクシーの運ちゃんに混ぜてもらって
で、30分余分に考えて受付開始の80分前に会社を出たところ
小学校の脇のユルいカーブを曲がりきらないうちに
ビシッという衝撃
バックミラーで背後を確認
リアガラスが蜘蛛の巣状
草刈機の音が聞こえていたのですぐに路肩に止めて周辺確認しようと
車から降りてドアを閉めた途端にパンッと軽快な音を立ててガラスが砕け散った
いたいた、草刈りのおじさん
すみませんがすみませんが
石が爆ぜてリアガラスが粉々になってしまいました
おじさん驚いて、すぐ隣の自動車工場を指差し
すんませんすんません、いやー気をつけとったんになぁ
そこまで持って行ってもらえますかね、あすこんちならツーカーなんで直してもらってオレが全部払っときますから
てんで、ガラス振りまきながら車屋に入れ
すんませんがこの後すぐに○○市まで行かねばならんのです
車屋はすぐに代車を用意してくれ
古い古い水色のプレオ
ギアの位置がハンドル横のヤツ
あれ、ギアがこれじゃ運転できんかね
いえ、ミッションでも2トンまでならいけます
その場の全員に二度見される
ばばあナメんなよ
残念ながらラーメン屋にはよれず
コンビニおにぎり食べながら行ってきました
車を見た途端次男苦笑い
「うわー古い、え、窓が手動だ」
しかも運転中にいろんなところからハモニカみたいな音が
ぷーーー
ぽーーー
途中「お母さん、携帯鳴ってるよ」と
私の着信音はセロニアス・モンクのピアノなんだけど、確かに聴こえた
でも着信ナシ
運転席の右側からリコーダーの音もした
「絶対いるね、多分こびと。こびと楽団」
こびと楽団はいいけど
夜になって
あと1.5メートル
1.5メートル遅かったら
ユルいカーブを曲がる手前だったら
あの弾丸のような小石は
運転席の開いた窓から飛び込んできたのではなかったかと
リアガラスだから落ち着いて対処したけど
本当に銃撃されたらこんな風かと思う衝撃だったので
カーブのあとの交差点で大惨事になっていたのではないか
そして当たったのが車だったから良かったけど
草刈りしていた空き地の脇にはバス停があるので
毎朝並んでいるおじいちゃんや女の子の顔が浮かび
なんだかゾッとするんであった
冷奴には何をのせて食べる?
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