たいしておいしそうでも美しくもなく、特になんの工夫もない15分で作り上げる弁当をなぜのせるのか
なんとなく、今日もがんばりましたねと自分に言うためでございます

唐揚げ、シュウマイ、ブロッコリ、生鮭とにんじんと新玉ねぎと舞茸のバター焼き

ソースカツ丼、魚ニソー入りポテトサラダ、ブロッコリ、塩昆布きゅうり
今夜は雨ですな
こんな生あたたかい雨の夜はこわいこと思い出します
前にもどこかで書いたかもしらんが
私が今の次男と同じ年の頃
ご近所で仲のよいご家族がいて
そこの4~5歳うえのお兄ちゃんのお友達に
とても背の高い丸顔の人がいて
書いててもうこわいんだが
その人に今で言うところの
ストーキングを
雨の降る夜に
びしょ濡れで電柱の影から見つめていたり
学校にいてもどこにいても
どこかから見られているという恐怖
うちの母親は能天気で
「あらあら、○○くん、こんな濡れちゃってどうしたのー、風邪ひくよー」
なんて玄関先でタオル渡したりしていたのだが
ある日突然結婚式の話をされて
「あらあら、○○くん、おばさん結婚式に呼んでくれるのー」などと言ったら
「やだなぁ、新婦の母じゃないですか」
と言われ、ようやく異常さに気づいてくれましたんで
それでもまだ「おまえはまだ高校生なんにねー、どうかしちゃったんだろか」
なんて言ってて
関わらないでくれ、こわいから何とかしてくれと頼んでも、まったく能天気で迷惑な母親であった
そのうち私は上京して
しばらく母にまとわりついていたようだが
さすがに当時はネットなどもなんにもなく
私の所在はまわりが隠せばなんとかなる程度で
しばらくしてその方面の病院に入ってしまった
でも
一度受けた恐怖はそう簡単に去るものではなく
この町に帰ってきて数年後
退院したらしいと聞いて
見かけた
確かにあいつだ
と確信した瞬間
足がすくんだ
逃げるのは一拍あとなんだよ
むこうには気付かれなかったし、気づいてももう大丈夫だったかもしらんが
「なぜ逃げなかった」
なんてのは、現場に遭遇したことのない人の言葉
声をあげて逃げる
声をあげて逃げる
声をあげて逃げる
というのは、訓練してなきゃ咄嗟にはできない
恐怖に足をからめとられます
私がまだオバハンになる前の、遠いむかしの出来事ですが
これを書いてる最中に、刺された女の子の意識が回復したとニュースがありました
どうかそっと回復さしてやってくれ
バカアホマスコミが追い回さないでやってくれ
あたしゃいまだに背の高い頭が球状の男性がコワイ
アンパンマンが3頭身でよかった、という話