あたしが甲斐性なしなんで
息子たちには基本的に小遣いはやらない、やれない
何しろ四十も半ばで小中学生かかえて無一文で独身になったんで(この話もシツコイけど)
今、正社員になれてるのも奇跡的
そう、奇跡的
繰り返してしまった
母子家庭 日本社会の 世知辛さ
すぐ五七五にするのはなにかしら
話が逸れました
長男は働いてるからもう関係ないけど
息子たちにはお年玉とばあさんなどからの小遣いで年間やりくりさせます
次男はわりと堅実で、ちょっとした文房具や友達との急なランチなどにも自分の小遣いでキチンと対応してます
そして最近は、近所の中学生に時々数学教えたりして、テスト明けのカラオケなどに備えてます
そんな近所のママさんとランチしてきた、あたしの知人から聞いたんだけど
勉強が終わったあと、その中学生が生意気ざかりのプチ反抗期で、なにかママさんに向かってひどい言葉をはいたらしく
ママさんがうちの次男に
「ひどいよねぇ。次男ちゃんもお母さんにそんなこと言うの?」
と聞いたら
「オレはお母さんがものすごくがんばってんの知ってるから、そんなひどいことは言わないよ」
と言ったらしく
二人してランチしながら涙ちょちょぎれたと
あたしだってちょちょぎれたさ
今朝も
「勉強しないでスマホばかりいじくりやがってこんなもの今すぐ解約してやる」
と罵詈雑言を浴びせたばかりだが
あいつはあたしにひどいことは言わないそうです
無意識にカチンとくることは言ってますけど
相当言ってますけど
でも、他人にそんなことサラリと言える、なんていうか素直さ優しさ
あの子は本当に優しい子だと、まわりの皆さん言ってくださる
お母さんはうれしい

新玉ねぎとベーコンでおまえの大好きなチャーハンしたよ
めずらしく
「今日の弁当うまかったぁー!」
と言った
今日の
今日、の
まあいっかー
そんで昨日からヨイトマケが頭をぐるぐるしてんのよ
単純なのが一番しあわせ