今年、桜がそんなに好きではないことに気づく



いや、去年も言ってたな




今年は具体的に言葉に出してみた




いや、去年もばあちゃんに言ってた
「眺めるなら菜の花のが好きだな。食えるし」



咲き始めのひとつふたつはいい
まとまって咲くと気持ち悪い
アオガエルの卵みたい

枝にびっしりとついた満開の桜をみてると、「細胞分裂」という言葉が浮かんでくる




風に散る花びら
地面に白く敷きつめられた花びらはいい
それは好きです

「あ、咲いた」
という胸の中のちいさなヨロコビはむしろ梅に感じます
オオイヌノフグリにも

お酒をいただかなくなって、花見というワードにも心は動かず

いや、飲んでた頃から花見よりは収穫祭だったな



桜、全否定?



いやいやいや




街の桜が散って、山に柔らかい萌葱色や浅葱色が増えてきて、その中に白く柔らかい山桜が点在するのはすごくいい



そうか、染井吉野が好きじゃないのか




そのうちにツツジが咲き始めて

だんだん雨が多くなって

山間から霧がうまれて

けむった様子

徐々に光が射し始めて

だんだん緑が濃くなってくると、夏がくる




春から夏にかけてのそういううつりかわりが心底わたしを喜ばせるので、やっぱり乾燥した場所には住めない

山と川




長靴買ってこよう




雪のときから買おう買おうと

庭仕事しなきゃな、梅雨がくるから




山と川はいいけどさ、庭仕事はどうにかしたいというのが本音だわー(ーー;)



山と川にかこまれた、街中の貸家を探そうではないか

猫可の物件てないんだよ
と、不動産屋の友人に言われておる
小型の室内犬ならねぇ




そう、桜をあまり好まないのと同じく、キャンキャン騒ぐ馬鹿な小型の愛玩犬が苦手です




ヨロレヒー