建仁寺の塔頭のひとつ、霊源院のお庭「甘露庭」には、6月、甘茶の花が咲く
その花はがくあじさいにそっくり。
だけど、葉はあじさいのように硬くも丸くもない 。
甘茶の若い葉は「蒸す→揉む→乾燥→煎じる」と、文字通り、甘茶になる
「お釈迦さまの誕生時、9匹の龍が現れて甘露の雨を降らせた」という伝説から、花まつり (灌仏会)ではお釈迦様像に甘茶をかける。
昔、よくバシャバシャかけたな~
室内に、にじり口のある4畳半のお茶席で甘茶をいただく…甘ーい。
中巌円月座像の胎内仏として1996年に発見された毘沙門天 立像(湛慶作伝)。
左手には一般に仏舍利の入った二重塔をもつところだけれど、こちらは水晶を持ち、その中に仏舍利が
でもよく見えない
この水晶、最澄が日本に持ち帰ったものだそう。
木村英輝さんの絵と金澤翔子さんの書もありました。
毘沙門天のご朱印。
開運勝利、よしっ
甘茶の中にひっそりと佇まれる布袋さま。
ご朱印には弥勒菩薩 (布袋さまは弥勒菩薩の化身だからだって)と書かれていました。
癒された~