ロコモにならないためのセルフケア方法 | 灸PLUS公式ブログ『たのしいお灸LIFE』

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北海道にお灸を広めるため、お灸に特化した鍼灸院を札幌の「円山」に開業しました。
一人でも多くの方に、お灸の効果と気持ち良さを知っていただきたい•••。

昨日の講演会の『ロコモティブシンドローム』にならないための、ご自宅でのセルフケア方法をご紹介しますね!


ロコモについてはこちら


まずは『ロコモチェック』。

□最近、姿勢が悪くなってきた気がする
□日頃、ほとんど運動することがない
□15分くらい歩くと疲れを感じるようになった
□つまずくことが多くなった
□階段で手すりをつかう
□椅子の立ち座りがつらくなってきた
□食事は野菜が中心で、あまり肉を食べない
□年齢と共に食べる量が減ってきた


この中の一つでも当てはまる方は、足腰が衰え始めている恐れがあります!


人間は、歩行時や椅子からの立ち座りの時、階段の昇り降りの時など、常に身体のバランスを保ちながら生活を送っています。


その身体のバランスを保つ際に最も重要に働くのが、常に力が一番入る足の親指なのです!



ロコモティブシンドロームにならない為にも、足の親指を効果的に使い、親指の力を取り戻すことで、足腰の衰えを解消させる簡単なセルフケア方法を2つご紹介致します。


1、『つま先立ち健康法』


壁に手を当てて身体を固定してから、足を肩幅に開きます。


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ゆっくりとつま先立ちをして身体を持ち上げていきます。


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ポイントとしては、親指に意識を集中して行ってください。


1日何回行ってもかまいません。一回につき、まずは10回が目標です!


この『つま先立ち健康法』は、高齢者の方のリハビリ方法にも採用されていて、かなりの効果を期待できます。
足腰が衰えると、このつま先立ちが出来づらくなり、踵に重心が移動してしまうため転倒のリスクが高まります。


2、親指に行う『お灸』


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足の親指には、経絡上の肝経にあたる『大敦(だいとん)』と、脾経にあたる『隠白(いんぱく)』というツボがあります。


肝経は足の親指からお腹の横を通り、脾経は足の親指からお腹の中央付近を通っています。


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なぜ親指のお灸が効果的か?というと、足腰が衰えるときは必ず『腹筋』の弱さも関係してくるため、この二つのツボにお灸を行うのは、腹筋力をつけるアプローチにもなります。



よく、ぎっくり腰や腰痛が再発しやすいという方は、この腹筋と腰の筋肉のバランスの悪さが関係しています。



また、人間は歩行をするときは腹筋と足の親指に力を入れてバランスを保ちながら歩行しています。



そして、親指にお灸を行うと、お灸の温熱により腰から親指への神経伝達もよくなり、より『親指の力=足腰の力』が戻りやすくなってきます!


一日一回、是非お試しになってみてください!




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