お灸は、自分の体が持っている自然治癒力を高めることができます。
抗がん剤の副作用によって、吐き気•食欲不振•手足のシビレが起きると、体が病気と戦おうとする力がなくなってしまいます。
そうならないために、鍼灸治療をして副作用を緩和することで、病気と戦う元気な体と心が生まれてくると、私達は思っております。
ただ、ご自宅でのセルフケアだけでは限界があります。
人間の体には、それぞれの方によって歴史があり、今の体があり、それぞれツボの場所は違います。
病院もそうですが、お身体を診てから薬を出しますよね。
鍼灸も同じなのです。お身体を診ないとわからないことがたくさんあります。
ただ、外出出来ないぐらい症状が出てしまう方もいらっしゃいますので、そのような時の対処法としてのお灸のやり方を紹介致しますね。
一般的に、肝機能と胃腸の機能を高めることで、副作用が軽減されるとされています。
代表的なツボでは、
『期門』•••みぞおちから、肋骨のふちをなぞりながら斜めに下がると、くぼみで指が止まる場所。
『中脘』•••体の中心線上で、おへそから指幅5本上がったところ。
『足三里』•••膝蓋骨のすぐ外側にあるくぼみから、指幅4本分下がったところ。
(このツボは、全て『ツボブック』に載っています。)
お腹周りは、棒温灸でしっかり温めたほうが良いです。
ただ、このツボにお灸をしてもなかなか症状が改善されない•••という場合は、是非鍼灸院でしっかり治療をしてもらってください。
鍼灸治療は、お一人お一人のオーダーメイド治療になりますので、あなただけの効果的なツボを見つけてもらえますよ。
また、お身体の無料相談も行なっておりますので、是非いらっしゃってくださいね。