5歳で10級レベルの漢字が書けるまで | 3児ママの徒然日記。

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2022年に海外移住、3児ママの徒然日記です。興味関心は教育(バイリンガル教育、プログラミング、その他いろいろ)、投資、カフェなど。
長男きゅーちゃん(インター)長女くうちゃん、次女ひーちゃん。

長男5歳。
文字が大好きで、漢字が大好物です。

最近、漢字検定10級レベルの問題集に付いているテストを2つしましたが、全問正解でした!!

ここまで漢字が書けるようになったことを時系列でお話ししたいと思います。

文字の認識はABCから(2歳ごろ)
まずは、どのように文字を認識したのかですが、文字の認識は、日本語の「あいうえお」よりも英語の「ABC」のほうが先でした。
保育園の2歳児クラスにいる時に、先生から「アルファベットが読めるんですね〜!すごいですね!」と言われていた記憶があります。

ABCは音と映像の組み合わせで習得
我が家はDWEというディズニー英語のDVDを8ヶ月ごろから見せていました。
このDVDはABCと歌を歌いながら、それに合わせてABCと画面に表示されます。
なのでそれを見て、「これはAだな」と分かり始めたのだと思います。

ABC の後にあいうえお
あいうえおの文字を認識したのは、ABCの後でした。
やっぱり、アルファベットは直線の組み合わせが多く単純で認識しやすいのに比べて、ひらがなは曲線など複雑に絡み合っているため、認識が難しいんだと思います。
「あ」とか「を」とかは特に難しいですよね。
あいうえおについても、あいうえおの歌を歌いながら、あいうえおが画面に表示されるDVDを見て、ひらがなを認識するようになりました。
あいうえおの歌のDVDは知人に頂いた、しまじろうのDVDを使用しました。
このあいうえおの歌はYou Tubeでも見ることができます。


文字でない文字をひたすら書いていた時期
文字があることを認識し始めた頃、字はまだ書けませんでしたが、ミミズ文字のような英語の筆記体のような文字をひたすら紙に書いていました。
本人は「漢字書いているの♡」とか、「英語書いているの♡」とか言って、楽しそうに書いていました。
この時は「文字が書けるんだ!すごいね!!」と褒めてあげていました。 

公文は強制せずやりたいものを
公文ではずんずんと算数を3歳から始めました。
ただ、公文はいい面もあるのですが、3歳児がプリントをひたすらやるのは無理があります。
飽きてしまうのです。
色ペンやシールを使ってみたり、飽きさせない工夫を色々やりました。
それでも飽きてしまうのです。。
宿題は毎日5枚ペースで出ていましたが、やらない日も多々ありました。(5歳の今でも宿題は無理にやらせていません)
それよりも、本屋で売っている公文のずんずんのようなワークブックを買ってきて、それを見せるととても楽しそうにやっていました!(だいたい1日で終わらせてしまいます)

本当に最近のワークブックは種類も豊富で、子どもたちの興味を惹かせるような工夫が沢山されています。

あの佐藤ママも、子どもが小さいうちは公文はできる範囲で、本屋にあるワークブックなどはすべて買い揃えるようにして、やらせるのではなく子どもの好奇心を掻き立てる工夫をしていたようです。

(宿題をしないのに公文を続ける理由について)
宿題をしないのになぜ公文を続けるのかというと、週2回の教室通いで先生に教えてもらったり、保育園のお友達が頑張っている姿を見たりして刺激になるからです。子どもにとって「場」の力はとても大切です。

沢山の絵本を読んであげる(3歳ごろ)
さんまさんと東大生親子がトークをするという番組(さんまの東大方程式)で、寝る前に沢山の絵本を読んでもらったという話がありました。中には毎日10冊読むというスーパーママも!!
このテレビを見て絵本の読み聞かせの大切さを再認識し、我が家もなるべく絵本を沢山読んであげようと夫婦で決めて、1日5冊、多いときは10冊読んであげていました。
(とは言っても、仕事の関係もあるので読める範囲で。全然読んであげられないときもあります)

漢字に興味をもち始め駅名を模写(4歳ごろ)
保育園に行くときにたまに電車を使っていたのですが、駅にあった路線図に興味を持ったらしく、家に持ち帰って駅名をひたすら漢字で書きうつし始めました。

とても楽しそうだったので、土日には夫と長男で長男の気になる駅まで電車に乗って、帰りにお土産や路線図を持って帰るようなこともしていました。
まずは地下鉄、その後は山手線と色々な駅名を楽しんで書いて覚えていました。

この時、漢字の書き順はバラバラでしたが、とても楽しそうに書いているので、あえて注意はせずに見守っていました。

ここで「書き順間違っているよ!」と言ってしまうと、そこから一気に興味を失うことになりかねないと思っていたからです。
これは夫も同じ意見でした。
「漢字は書き順を意識しないといけない」→「漢字って難しいな、面白くないな」
という思考になりかねないと考えていました。

いつ書き順を教えようか、、と悶々としながら5歳になるまで長男は自分の好きなように、図形を写すようなかんじで書いて楽しんでいました。

保育園のスケッチ帳も絵ではなく漢字でいっぱいに
長男はたまに保育園でかいてきたスケッチ帳を持って帰るのですが、驚いたことにスケッチ帳の中は駅名の漢字で埋め尽くされていました。

「〇〇ちゃんがね、いつも漢字書いてって言うんだよ」などと教えてくれました。

おそらく、漢字を書いているところをお友達か保育士さんに「漢字書けるの!すごい!」などと褒められて、嬉しくていっぱい書いていたんじゃないのかなぁと思います。

興味を持ったら漢字アイテムをできる限り見えるところに置く
せっかく漢字に興味を持っている長男、このタイミングを逃すわけにはいきません。漢字のワークブックや漢字パズルや漢字辞典を買ったりして、漢字に興味が向いたときにすぐに取り組めるような環境を作りました。

救世主はあの林先生だった(5歳になって)
さて、長男の書き順問題です。
わが子が漢字に夢中になって楽しくやっている事に対して、書き順を教えるタイミングを見いだせずに約1年過ごしていました。

公文で国語をしていたので、漢字のプリントが出てきたタイミングで
「書き順はこうなんだね〜」
などと声をかけながらやっていたのですが、
「〇〇(自分)はこっちの書き順のほうがいいし、書きやすいよ!」
などと言って、書き順が大切なんだ!ということはなかなか分かってくれませんでした。
(ぶっちゃけ私も夫も書ければ良いと思っていますが。笑)

どうしたものかね〜と夫婦で悩んでいたタイミングで、ある転機が訪れました。

5歳3ヶ月ごろから、ふと見たネプリーグというクイズバライティー番組が面白かったらしく(大好きな漢字が出ていた&クイズでの正解!不正解!のやりとりが面白かったんだと思います)、その日からネプリーグや東大王、あなたは小学5年生より賢いの?などを録画して夢中になって見るようになりました。

そのクイズ番組の一つとして録画していた「林先生のニッポンドリル」という番組で、なんと1時間のほとんどが、書き順のクイズをするという企画があったのです!!
1時間ずっと漢字ということもあり、長男は夢中で何度も見ていました(コロナで家での時間があり余っていたので沢山テレビを見ることができました^_^;)

大の大人が漢字の書き順に正解するたびに、すごく喜んでいる姿を見て、【漢字の書き順は大切なことで覚えるとカッコイイ】と思ったんだと思います。

その後は自分で漢字の書き順クイズを作ったりして、漢字の書き順も意識するようになりました。

こういうことって、親からいくら「大切なんだよ」と言われても、なかなか耳に入ってこないですよね。やっぱり第三者から言われたり、本などを見て自らが必要なんだと思うことが大切なんだと思います。

この林先生のニッポンドリルの書き順の企画の回は今後、下の子にも見せたいと思いました。

【5歳の今やっていること】
5歳3ヶ月の現在、長男が漢字関連でやっていることを書いていきたいと思います。

テレビも活用
最近は本当にクイズ番組が多いです!漢字クイズも多くあり、漢字を楽しいと思わせるにはもってこいです。
ネプリーグ、東大王、Qさま、林先生の番組などで漢字クイズを楽しんでいます(東大王やQさまの難読漢字が見ていて面白いようです)。

ゲームも活用
Qさまに出てくる漢字ケシマスという漢字ゲームがあるのですが、それを模倣したアプリがあるので、30分を目安に遊ばせています。
読めない漢字ばかりなのですが、ヒントを表示させたり自分で作ってみたり、楽しそうに遊んでいます。
私も幼少期はゲームを楽しんで過ごしていたので、ゲームを否定するつもりは全くありません。むしろ上手く取り入れたほうがいいと思っています。
ただ目や姿勢が悪くならないか心配なので、30分遊んだら公文やピアノをしようなどと約束をして遊ばせています。
小学生になって、もう少し物事が分かるようになってきたら「公文や宿題、ピアノをしたらゲーム10分追加」などと、ゲームの時間を出来高制にするのもアリだね、と夫と話しています。

パソコンも活用
長男はパソコンが大好物でワードやPowerPoint文字を打ったり、図形を書いたりしています。
パソコンだと単語を打つと予測変換が出てくるため、なんとなく見たことのある漢字などは、PCで自分で打つことで定着していきます。
予測変換で沢山の漢字が出てきたりすると、「この時の漢字はどれ?」と聞いてきます。

色々なワークブックを買う
引き続き、公文の国語以外に色々なワークブック(学研、七田式、すみっこぐらしなど様々)を本棚に置いておいて、好きなときに取り組ませています。長男は公文は自ら取り組もうとしませんが(笑)色々なワークブックは自らすすんで楽しそうにやっています。

親が漢字クイズを出す
長男がクイズ番組を見た後には「同じようなクイズ作って〜!」と言ってきます。
なので私と夫が時間を見つけてクイズを出して上げています。
「あそこにある漢字検定の問題集と一緒だよー!」
と言っても漢字検定の問題集は全然手をつけようとしません(笑)
漢字検定の問題集って、やはりザお勉強な感じなのでやる気が出ないんでしょうね。
あくまで「漢字で楽しむ」ことが大切です。

様々な場面で漢字と触れ合う
漢字クイズを出す中で、「その漢字いつ覚えたの?」と思うことが多々あります。
以前にも【お願いします】という漢字をいつの間にか覚えていたので、いつ覚えたのか聞くと、
「エレベーターに書いてあったでしょ」と。
また漢字クイズで【茨】の問題を出した時は
「茨城県の茨でしょ」と教えてくれました。
(都道府県は家に日本地図を貼っています)
単に漢字のワークブックで覚えるよりも、やはり日常的に色々な漢字と触れ合うことが大切なんだと思います。