イヤミス本【湊かなえ、沼田まほかる、真梨幸子】 | 3児ママの徒然日記。

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2022年に海外移住、3児ママの徒然日記です。興味関心は教育(バイリンガル教育、プログラミング、その他いろいろ)、投資、カフェなど。
長男きゅーちゃん(インター)長女くうちゃん、次女ひーちゃん。

今まで読んだイヤミス本まとめです
どの作品も一気読みしちゃう面白さがありますでも読み終えた後は嫌な気持ちになるのでもうこの作家さんの本は買わないぞと思うのですが
ふと本屋で眺めているうちに買ってしまうんですよね

初心者“イヤミス”とは、「後味が悪い」「イヤな気分になる」ミステリー作品を指す言葉(ダヴィンチNEWS出典)初心者

湊かなえさんの本は「告白」「少女」「贖罪」と一気読みしてしまいまいしたが、やはり映画にもなった「告白」の第一章は一番衝撃的であり面白かったですどれも次々読みたくなる内容でスリリングな展開なのですが、まさしく"イヤミス本"さすがに3冊読んで毎回イヤ~な気持ちでぐったりしてしまったのでそれ以来湊さんの本は読むのを我慢してます

沼田まほかるさんの「九月が永遠に続けば」こちらも「次はどう展開するの!?」と思いながらどんどん進んでしまう内容ですこちらは残酷な上に女性ならではのネットリ感が追加されている印象を受けました

真梨幸子さんの「殺人鬼フジコの衝動」はおそるおそる手にした一冊です表紙から見てとれるように内容もエグイ!んですが何となく最後の後味の悪さはそこまで無いちょっと意外な一冊でした「殺人鬼フジコの衝動」が期待以上のものだったので「あの女」を購入して読みましたこちらもハッと驚かせられたりグイグイと読める一冊ですただ不幸を詰め合わせてしまって一人一人の不幸が薄らいてしまった印象です


★湊かなえさん作品

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)/双葉社

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「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。
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少女 (双葉文庫)/双葉社

¥669
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親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く──死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。
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贖罪 (双葉文庫)/双葉社

¥669
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15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。娘を喪った母親は彼女たちに言った──あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!? 〈特別収録〉黒沢清監督インタビュー。
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★沼田まほかるさん作品
九月が永遠に続けば (新潮文庫)/新潮社

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高校生の一人息子の失踪にはじまり、佐知子の周囲で次々と不幸が起こる。愛人の事故死、別れた夫・雄一郎の娘の自殺。息子の行方を必死に探すうちに見え隠れしてきた、雄一郎とその後妻の忌まわしい過去が、佐知子の恐怖を増幅する。悪夢のような時間の果てに、出口はあるのか――。人の心の底まで続く深い闇、その暗さと異様な美しさをあらわに描いて読書界を震撼させたサスペンス長編。
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★真梨幸子さん作品

殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)/徳間書店

¥700
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一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生は、いつしか狂い始めた。人生は、薔薇色のお菓子のよう…。またひとり、彼女は人を殺す。何が少女を伝説の殺人鬼・フジコにしてしまったのか?あとがきに至るまで、精緻に組み立てられた謎のタペストリ。最後の一行を、読んだとき、あなたは著者が仕掛けたたくらみに、戦慄する!
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あの女 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥745
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タワーマンションの最上階に暮らす売れっ子作家・珠美は人生の絶頂。一方、売れない作家桜子は安マンションで珠美を妬む日々。あの女さえいなければ――。ところが、珠美がマンションから転落。女たちの運命が逆転した……が、それは悲劇の始まりに過ぎなかった。次々現れる怪しい女、女、また女。女がいるところに平和なし。真梨ミステリの真骨頂!

この作品は2012年10月小社より刊行された『四〇一二号室』を改題したものです。
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