きゅぴまるの南国,白血病ライフ

きゅぴまるの南国,白血病ライフ

沖縄での生活を,これまでの闘病生活や白血病になる前の生活も振り返りつつ,綴ります。

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さて今日は白血病治療から離れて

現在のことを綴ろうと思います。

 

コロナウイルスが猛威を奮って

世界中が大騒ぎになっていますね。

沖縄も徐々に感染者が増えていて,

県知事は旅行に来ないでと訴えました。

わたしはコロナではなく

 

マイコプラズマ

 

に感染してかれこれ3週間になります。

マイコプラズマというのは


 『病原体は

肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae )

であるが、

これは自己増殖可能な最小の微生物で、

生物学的には細菌に分類される。』

 

そうです。

わたしの体の中に小さな小さな微生物が入り込んで

勝手に増えている,ということですね。

しかも悪さをしながら。笑

症状としては肺炎がポピュラーなようですが

わたしは胃腸がやられて下痢と嘔吐,

それに胸が苦しくなる咳。

熱は出ません。

 

普通だったらこの場合即入院です。

でも行きつけの大学病院に電話をすると

ちょっと具合が悪い時に行くようにと指示された

個人病院(入院施設なし)に行くように言われました。

そこの先生は森のくまさん🐻のようで

好きだからいいんだけれど(´ω`)

そこでマイコプラズマと分かり

ついでに血小板がわたしのいつもの数値の半分に

激減していることも判明しました。

 

半分!?(;゚д゚)

まさかの再発?(・_・;)

 

家に帰って大学病院に報告しました。

主治医もさすがに不安なようです。

でも来いとは言いません。

🏥「もう一度行って血液検査してみてください。

それ以上下がるならこっちに来て。」

それで家で寝たり起きたりしながら

マイコプラズマに効く抗生剤を飲んで

1週間待ちました。

食べれないので体重が減りちょっとよろけます。

がんばってくまさん病院に行き

調べてもらいました。

結果は,

まだかなり低いとはいえ上がってきていました。

一緒に赤血球やヘモグロビンも。

🐻「よかった!マイコプラズマの影響のようですね。」

🐱「はい〜。」

 

再発はしていないみたいでホッとしました。

 

ということで,どうしてこれと

コロナウイルスが関係するのかというと。。。

今大きな病院はコロナウイルス感染者と

その疑いのある人がたくさんいて

わたしのような人間は行くこと自体が危険で

治療に行けないということです。

でもわたしはマイコプラズマでも

十分死ぬ可能性があります。

主治医はそれを十分すぎるほど理解していますが

それでも呼ばないんです。

たぶん病院がとても危険だから。

我が家には小さな子どもがいて

(菌だらけです。笑)

猫やハリネズミがいます。

家族は働きに出かけていて

感染症のわたしにとってとても危険な場所です。

それでも家にいるようにと言われることに驚きました。

そしてコロナウイルスはそれほど怖いんだと実感しました。

 

わたしは昨日くらいから食事ができるようになり

マイコの脅威がようやく去る様子。

正直なところ

このまま死ぬんじゃないかな。。。

と思う時もありました。

初めて入院したいと思いました。

助けがない。。。とも。

再発することもイヤでしたが

それ以上に

ゼイゼイ言いながら家で寝ているしかない状況がイヤでした。

わたしは生きていますが

治療を受けられずに死んでいく切なさ・虚しさを

ほんの少し感じたように思います。

 

命の選別

という言葉があちこちで使われていますが

治療をしない側に確実に振り分けられるわたしには

とても辛い言葉です。

そして

病気にも薬にも無縁で

元気いっぱいだった自分はもういないということを

イヤというほど思い知らされました。

 

わたしと同じような状況におかれている方は多いと思います。

コロナが終息するまで一緒にがんばりましょう。

とりあえずわたしはマイコを治します(´ω`)