連日の幼稚園行事。
昨日は豪雨でお休みだったけど、今日は私も行事に参加してきました。
私が今までに「うつ」である事をカミングアウトした園ママはひとりだけ。
彼女は、会話の端々から聞く原家族との関係性や今置かれている状況からして、メンタル面に「同じニオイ」を感じる人だった。
私は数週間前、カミングアウトする事を随分ためらったけど、満を持して話す事にした。
彼女の目からは、とめどなく涙があふれ続けた。
「そんなに苦しい思いをしていたんだ。
気付いてあげられなくてごめんね。
実は私もね・・・・
送迎や行事で幼稚園に行くと、動悸がして胸が苦しくなる。
我が子が仲良くしているお友だちとは、親子で「仲良くならなきゃいけない」って思い込んでいて、
気が合わないママとも我が子のためにと無理して付き合ってきた。
でもそれは、自分自身を苦しめるだけだった。
しんどい思いを話してくれて、本当にありがとう。
私もこんな気持ち、はじめて人に話したよ。」
そのあと、2人でしこたま泣いた。
苦しいと思っていたのは、私ひとりじゃなかった。
彼女とは置かれた立場は全然違うけど、ココロに苦しみを抱えていることには変わりない。
園で彼女と顔を合わせたら、なぜかホッとする。
幸いこのまま子どもたちが成長すれば、同じ小学校に通う事になる。
お互い苦しい思いを分かち合えた分・・・
お互いの子どもたちが、人のココロを思いやれる大人に成長してくれたらありがたい。
ママ友たちは、私たちの苦しみには全く気付くことなく、いつものように群れている。
群れの中に入りたい自分。
でも群れるとしんどくなる自分。
相対するふたつの思いが、私の頭の中で錯綜する。
私のココロが健全に近づけば、群れようが群れまいが私の子どもたちへの影響は最小限に食い止められるはずだよね。
彼女のココロ。
私のココロ。
そして、お互いの家族・子どもたちのココロ。
みんなのココロが穏やかになるといいんだけどな。