言いたい文句は山ほどあるけど、ここはグッと我慢して向こうの話を聞くことにした。
「いつ帰ってくるの~?
今年は●年に一度の大きいお祭りがあるし、○○さんや△△さんの家も孫と一緒に行くって言ってるし‥‥。
□□さんなんて、毎週孫と遊んでるんだってよ。
なのにウチは‥‥
そんな遠くに嫁にやるんじゃなかった。」



母のマシンガントークに返す言葉がありません。
私はその祭りとやらに連れて行って貰った事がありませんけど。
だけどあなたは、私を連れて行きたいとかじゃなくて、あくまで「孫」と行きたいのね。
はいはい、そーですか。
孫、孫ってうるさい!
私の中のワタシが拗ねてます。
こうなったら、帰ってなんかやるもんか!って、意地になってます。
自分の話したい事だけ話したら、来客があったらしく一方的に電話は切れました。
虚しさしか残りません。
最近子どもたちが、私が実家を快く思っていないことに気づき始めました。
(私が)実家に行きたいって言わないこと、電話を掛けたがらないこと。
確かに思い当たるフシはたくさんあります。
娘が私の頭を撫でながら、
「お母さんは、じーちゃんやばーちゃんにいじめられるの?
わたしたちにはやさしいよ?
いじめられたらわたしが守ってあげるからダイジョウブだよ。
だから一緒にじーちゃんちに行こう。」
って言います。
まだ幼い我が子に気を遣わせて、こんな事を言わせちゃう私。
一体何やってんだろ?
きこきこ