アダルトチルドレン(AC)だと気づいて、書物としてはじめて読んだ本に書いてあった、源家族における私の役割について書いてみたいと思います。
その本では機能不全家庭における子どもの役割を、5パターンに分けていました。
基本的な分類の方法は同じなのでしょうが…
・ヒーロー(優等生)
・スケープゴート(問題児)
・ロストチャイルド(いないふり)
・クラウン・ピエロ(道化師)
・ケアテイカー(お世話焼き)
どう考えても…
どれも当てはまります(泣)
私の場合、基本的にはロストチャイルド。
でも、読めば読むほどどれも当てはまるのです。
本来「ワーク」として取り組むべきは、順を追って…が理想なのでしょうが、今回は思いついたところから書き出してみようと思います。
1:ヒーロー(優等生)
私は、父に認められる事はあまり望んでいなかったと思います。
仕事と自分(父)と、自分の源家族が一番大切な人だから、私たちの家族には基本的に無関心だったから。
だから、とにかく母に認められたかった。
ワタシは国体選手だった母とは正反対の運動オンチ。
とびばこも、逆上がりも、逆立ちも出来ない。
かけっこはいつもビリ。
水泳と、一部球技以外の運動はまるでダメ。
どう頑張ったって、運動では太刀打ち出来ない。
「お母さんは国体に出たのに、お前はどうしてそんなに運動出来ないの?そういう所はお父さんに似ちゃって可哀想に」
って、母から何度も言われたな‥‥
だから??その代わりに勉強を頑張った。
小・中学校では、生徒会の役員を自ら買って出た。
高校は、地域で一番の進学校に通った。
結果的に高校では落ちこぼれちゃったけど…
それでも母の望み通り、「一生モノ」の資格を取得するために進学した。
選んだ資格は、父方の従姉2人が持っているものと同じ。
ホントは父にも認められたかったのかな‥‥
専門学校では、誰にも負けないくらい必死で勉強した。
卒業する時、学校から表彰された。
上京して一緒に卒業式に参加した、誇らしげな母の顔…
今でも忘れられない。
母は、自分がなし得なかった「進学」や「資格取得」を、全てワタシに託したのかもしれない。
きっと、母に誉めてもらいたかったから頑張ったんだろう……
報われたとは思っていないのですが…
きこきこ