私のこの「自己否定」の強さは、一体何なんだろうか?
今日に始まった事じゃないけど、ここ数日ずっと考えている。
私は、脱線することや、型から外れることに異常に恐怖心を覚える。
人とは違う、少なくとも私の周りにいるママ友たちとは違う、「病んでいる自分」が嫌でたまらない。
どうせ私なんて、何したってダメだもんって、自分を卑下する。
どうにもこうにも、自分に自信が持てない。
今の自分を受け入れられない。
テレビの電波を通して、スポーツ選手たちのインタビューなんかを観て、更に自信を喪失した。
10代にして賞金王に輝いた、某プロゴルファー。
メジャー行きを諦め、日本球界で頑張る事を決意した、若きプロ野球選手。
素行が物議を醸した、オリンピック選手。
私と同世代、更に上の世代のトップアスリート。
世間の目はどうあれ、みんな「自分」を持っている。
彼等は揺るぎない「自分」に、自信を持っている。
もちろん接点がある訳じゃないから、メディアを通した姿しか知らないけれども、貫く意志が素晴らしい。
いい大人をした私は…残念ながらそれを持っていない。
だから、イキイキしている彼等の事が羨ましくて仕方がない。
私には、芯になるものがない。
迷ったとき、何かにつまづいたとき、帰るべき場所がない。
夫や子どもたちは、両手を広げて私の帰りを待ってくれている(…と思う)のに、素直に飛び込む事が出来なくて、勝手に孤立していると思い込み、そして落ち込む。
私なんて…
私なんて……
って、負のスパイラルに堕ちていく。
私の芯、つまり「自分」って、今からでも見つける事は出来るんだろうか?
きっとそれが手に入ったら、ACから脱出出来るような気がします。
今はまだ先も見えない闇の中だけど。
きこきこ