10年ぶりにイルミネーションを、見に行ってきました。
災害で犠牲になった方々の鎮魂と慰霊、そして地域の復興を願って毎年開催されているものです。
前回は、夫と出会って間もなくで、ただただキレイなイルミネーションに感動した事だけは覚えています。
10年経った私は、結婚し2人の子どもたちを授かり、4人で同じ場所を訪れる事になりました。
このイルミネーションが開催されている意味をきちんと知った上で訪れたのははじめてです。
子どもをだっこしながら見上げたイルミネーションは、今年もまたホントにホントにキレイで、色々な思いが込み上げてきて、涙が溢れそうになりました。
夫自身も被災者です。
夫には、私とは違う景色に見えたのかもしれません。
だからこそ、いのちの重みを肌で感じながら、今あるいのち、そして「私の家族」に出会えたことに感謝しました。
現地では雑踏にまみれて、感動に浸るような余裕はなかったのですが、ただキレイなだけではないイルミネーションに、今になって色々な思いに包まれています。
いのちについて、改めて考える良い機会になりました。
いつの日か、子どもたちとまたあの場所を訪れたいです。
次はどんな気持ちであのイルミネーションを見上げるんだろう?
私も、子どもたちも。
きこきこ