「一連の行事」が終了し、先ほど自宅に戻りました。
ホッとするとともに、<ここは私の家じゃない・・・>って考えてしまう、嫌味な自分も混在しています。
実家は全くもって落ち着きません。
私専用のものすら、既に全くありません。
だから、建物・家族(特に実母)以外に全く愛着がなく、落ち着きませんでした。
かと言って自宅に戻ったところで<やっぱりここは私の家じゃない>って思いました。
今回、近親者の通夜・葬儀・告別式に参列し、自分の死、家族の死、大切な人の死について、たくさん考えました。
やはり私は、婚家の墓に入るのは・・・イヤだ。
かといって、実家の墓にも入りたくない。
それならいっそのこと無縁仏にしてもらうか、散骨にでもしてもらいたい。
今の私の密かな願望。
口に出しては、誰にも言えない。
悲しい別れを経験し、子どもたちの心の成長を垣間見て、いい経験を積ませてもらったと感謝することができました。
みんな、みんな泣いていたけれど、私ももちろんボロボロ泣いていたけれど、棺に入ったその近親者を、最後は笑顔で見送ることができました。
精一杯作った笑顔で、「ありがとう。またいつか、私がそっちに行ったら会おうね。ありがとう!!」って伝えることができました。
周囲の人は、私の行動を不審がり、いろいろ憶測で物事を考えていたようだけれども、先日私の親友に教えてもらったこと、彼女が実践したこと、私もぜひその近親者にしてあげたかった。
針のむしろであった親族との関わりも、私の従兄がひと言で一蹴してくれました。
「だいたいさぁ。みんなきこきこが昔太ってたこと知ってるでしょ?今は太って見えるかもしれないけれど、昔に戻っただけの事ちゃうの???」(←思春期に一番顔がパンパンになっていた頃の事を言っているのでしょう。)
・・・ありがとう。
従兄よ。
彼には感謝しきれません。
比較的落ち着いて帰ってくることができたのも、その一言があったおかげ。
「幸せ太り」を完璧アピールするのに一役買ってくれた夫にも感謝。
やはり話題の中心を自分に持ってきたがる人はいるようで、「自分はこんなに不幸なのよ~」自慢大会(笑)が始まったおかげで、私に降りかかる火の粉はかなり減りました。
ありがたいことです。
今日自宅に戻ったものの、また来週帰省予定・・・
暫くは、落ち着かない日々が続くのかもしれません。
でも今回の帰省では、多分「不幸の片鱗」は、他人には見せていないはず。
やはり皆が食いつくのは、医師からのアドバイスに会った通り、他人の不幸話でした(苦笑)
私が幸せ順調アピールをし、夫もそれに追随してくれたおかげで、私の心がつぶれることはありませんでした。
もちろんザンネンな親戚がたくさんいるのは、今回の一連の流れからかなり把握できたつもりなのですが、私の家族に火の粉が降りかかることさえなければ、それはそれでヨシとすることに決めました。
さて。
今日ももう終わり。
そろそろ日が変わります。
明日はふだん通り幼稚園。
子どもたちもしんどいだろうけれども、とてもよく頑張ってくれました。
家族には感謝、感謝です。
既に眠りについた3人の寝顔を見ながら、私も就寝しようと思います。
みなさんのコメント・メッセージ、本当に私の気持ちを軽くしてもらいました。
ありがとうございました。
後日必ず、お1人ずつにコメ返しさせていただきます。
本当にありがとうございました。m(__)m
きこきこ