「芯を決める」
当たり前のようで、とても難しい。
しかもコレは、夫にもよく言われる言葉です。
私は近々とても苦手な実父と、これまた苦手な多くの親族と顔を合わさなければならない。
苦手=嫌い
私の中で勝手に作り上げた図式。
最後にこの親族たちと顔を合わせたのは9年前…
そう!ワタシ自身の結婚式の式場だった。
その時も完全なる「お付き合い」での参列。
笑顔や「おめでとう!」なんて一切ナシ。
当然のように、その日を境に更に疎遠に……
その頃と比較して、うつになり、動けなくて、身体が横にどんどん大きくなってしまった私。
もちろん薬の副作用や病のせいだけじゃない。
自己管理不足以外の何物でもない事は分かってる。
でも幼い頃みたいに、絶対バカにされ、笑われ、前回の親戚の葬儀の時と同じように針のむしろになることも分かりきっている。
そして、自己保身の為にどう取り繕うのか、何を話したらいいのか、私の頭の中は混乱していて、またスパイラルに……

そんな事を医師に伝えたところ、タイトルの言葉が返ってきた。
何のために帰省するのか、私自身が一番大切で守りたいものは何なのか。
帰省の目的は近親者の不幸……
一番大切で守りたいのは、夫と子どもたち。
だったらそれに集中して、「結婚して、可愛い双子に恵まれて、幸せ過ぎて太っちゃいました~
」って、人に何か言われる前に自分で言っちゃえ!だそうです。
中途半端な距離感の親戚が、喜ぶ(ネタにしたがる)話題は、他人の不幸。
幸せアピールしていたら、誰も気にとめなくなる。
医師としてあるまじきアドバイスかもしれないが、今の私の精神状態なら、この方法がベストじゃないか…
だそうです。
ウン、とりあえず納得!
今回はこれで逃げよう。
あとのフォローは夫が担ってくれるらしいので、私は本来の目的に集中し、役割を全うします。
待ち時間は長かったけど、クリニックに行って良かった!
ま、当然のように、「カウンセリングの希望」は、笑って一蹴。
前途多難だな……
きこきこ