私が心を病んだ、最大の理由。
それは義父の干渉。
そして、義父の生活環境に馴染めない事。
要するに、義父の存在自体が私の心を食いつぶし、蝕んでいるのだ。
さすがに夫に全て話す勇気はない。
だけど見てしまった、遭遇してしまった義父の意外な一面。
そしてその日から、義父を生理的に受け付けなくなってしまった。
非常に残念な事なんだと思う。
だけどどうしても義父の顔を直視できない。
声を聞くと鳥肌が立つ。
明らかに私に話しかけていると言うのに、軽く無視をする。
大人気ない行動だ。。。
実は、結婚してから何度も夫に別居を申し出たことがある。
しかし定職があり、ローンも抱えていないという好条件から抜け出すことができない。
双子が生まれたら尚更。
毎日は無理でも、双子を預けて自分の時間を作ることができていた。
そう言った意味では非常に有難い。
しかも災害で家が全壊した後に義父の経済力で建てた二世帯住宅。
結婚する前から、夫と知り合った時点で、この家に住むことは確実に決まっていた。
もちろん、病を回復させるには別居するのが一番いいと思われる。
それは、カウンセラーさんからも今の主治医からも何度も別居を勧められた。
しかし事情を話すにつれて、どうしても別居に踏み切れない状況にある事は誰の目にも明らかだ。
本当はね、いわゆる「スープの冷めない距離」が一番いいのだろう。
今の家、スープは熱々のまま届いちゃいます。
困ったものです。
別居さえすれば、解決できそうな問題はたくさんある。
以前の世話になっていたカウンセラーさんにも、今の医師にも何度も勧められた。
しかし、実行に移せないのが現状。
医師に話しても、「それなら別居は無理ですね。別の方法を考えたほうがよさそうです。」
と言われ続けている。
身体障害を持つ義母(身体障害者1級です)を置いて家を出るもどかしさ。
元気ではあるけれど、既に喜寿を越えていて、何が起こるか分からない状態の義父。
しかも義妹は義父を毛嫌いしている・・・
こんな状態で見捨てる訳にはいかない。
それも、夫は一度も家から離れて生活をしたことのない人。
なかなかいい方向へ話が進むことはない。
ザンネンです。
私の病なんかより、やはり家族の絆の方が大きいってことなんだろう。
子どもたちと私に血の関係はあるけれど、夫はじめ義父母・義妹とは「配偶者の家族」で、それ以上でもそれ以下でもない。
言葉で「お父さん」「お母さん」と呼ばせて頂いていますが、もう10年近くも経つのに、この一言を口から出すのに、いったいどれだけ気を遣っているのでしょうか。
人付き合いって難しいですね。
上手く立居振舞が出来るのであれば一番いいのでしょうが、それすらできず、この場から離れることもできない、超優柔不断な私です。
私だって病んでるのにさ。
私だって病気なんだよ!って、声を大にして言いたい。
どこまで理解してくれているのだろうか。
なんだか情けないですね。
きこきこ