年度末生まれだった父は、両親(私の祖父母)の計らい??で、年度はじめの出生に変えられたらしい。
戦時中のゴタゴタの中、そんな事も許された時代だったからでしょう。
だから本人も本当の誕生日を知らないんだって。
昨日の朝
「そういえば、今日はお父さんの誕生日だ…」
って、ポロッと口から出た。
そしたら
「電話してあげたら?喜ぶんちゃう?」
って。
さっきの記事にも書いたけど、夫の態度、口調から、悪気があるとは思えない。
むしろ、気遣ってくれてるんだと思う。
でもね…
私が生まれるとき、「女なんか生んだら承知しない」と言い放った父。
私の誕生日を、一度たりとも祝ってくれたことのない父。
こんな父に…というか、幼い頃愛情をこれっぽっちも感じた事のない父に、どんな顔して(電話ですから顔は見えませんが)「おめでとう」なんて言える?
しかも本当の誕生日でもないし、何処がめでたいのさ!!
そこは私が折れて電話するべきですか?
ACって自覚してる私にはどうしてもできませんでした。
「こどもたちに言わせたら?お父さん、喜ぶんちゃう?」
更に追い討ちをかける。
ありがとう。
夫よ、この件に関しては、残念ながらお気遣いは不要ですから。
親子の溝は、頑固者の集まりの旧きこきこ家では埋まる要素すらありません。
しかし、そこで電話一本かけられない自分自身に、またしても自己嫌悪なんです

娘としてもサイテーかもしれません。
きこきこ