私は子どもの頃から酷い頭痛持ち。
いちばん小さい時の記憶は3歳くらい。
夜とにかく頭が痛くて眠れなかったことを、うっすら覚えている。
それが毎日毎日続くのだ。
心配した母は、あちこちの病院に連れて回ったそうだ。
しかし、何処へ行っても「異常なし」としか言われなかったらしい。
地元では大きな病院で、脳波の検査を受けた。
当時はそれくらいしか検査の方法もなかったのかもしれない。
もちろん結果は「異常なし」
その後も頭痛は治らないまま。
知人の勧めとやらで、霊媒師の元へも連れて行かれたそうだ。
そんな事で治るなら病院なんていらないのにね・・・
私は鎮痛剤を常備するようになった。
バファリンは私の心の友(笑)
生い立ちのせいなのか、身体のせいなのか、私はずっと頭痛と闘ってきた。
20歳を過ぎた頃、大学病院でMRIを撮った。
それでも結果は異常なし。
神経ブロックをしてもらったが、効果は一過性。
麻酔薬が切れるとまた頭痛が復活する。
頭痛と言っても、一日中痛いわけではない。
かといって、特に前兆があるわけでもない。
だから片頭痛ではないだろうって、自分で勝手に判断していた。
とりあえず、市販の鎮痛剤でやり過ごした。
酷くなるときは、雨降りの前が多かった。
そんな訳で軽い天気予報ができていた。
成長するにつれ、痛みもあったりなかったり、変動が激しくなってきた。
それが、出産を機にぱたっと止まった。
産後1年は、頭痛の記憶がない・・・・それほど忙しかっただけなのかもしれないが・・・・
そして子どもが2歳になる頃、また頭痛が復活。
近くにできた「頭痛外来」なるものに通院してみた。
CTはじめ、いろいろな検査の結果、私の頭痛は「片頭痛」らしい、とのこと。
頭痛予防薬、鎮痛剤数種類etc・・・薬の内服を始めた。
それとほぼ同時期に鬱の治療も開始。
頭痛外来にはおのずと足が遠のいた。
整体にも通ってみたけれど、揉み返しがきついこと含め、何故か精神的につらくて通うのを辞めた。
そして今。
新たな治療方法にチャレンジ中。
肩こりや、首の筋肉の緊張が強いということで、私の症状を筋痛症と診断した医師がいた。
その医師の下で、トリガーポイント注射(TP注)を受けることになった。
注射の影響で、揉み返しのような症状もあるけれど、以前に比べて少し症状が軽くなってきたような気もする。
まぁ、今日は天候不良で低気圧が近づいていることから、頭痛も再発中であるが、今までよりも軽い気がする。
今後どう転ぶか分からないけれど、暫くこの医師の下で治療を続けてみたいと思う。
痛みから解放される日が来るといいな。
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