現在、東京の護国寺で「チベット・スピリチュアル・
フェスティバル」というイベントが開催されています。
(今日から)

で、2年ほど前に私は別の場所で開催された
チベット僧の砂曼荼羅を何度か見に行ったり
したことがあり、まぁ興味が無いわけでは
ないのですが、その際にちょっとしたことで
裏切られ、悲しい思いをしました。(´-ω-`)
(砂曼荼羅の完成品を見に行ったら、予定時間の
前にすでに壊されており、途中経過しか結局
見られなかったという悲しい思い出・・・(涙))

さて、チベットは置いておき・・・
このイベント期間中に本尊の秘仏・如意輪観音が
ご開帳になるということで、昼過ぎに思い立ち、
行って来ました。

近いのに、なぜかいつも前を素通りだったので、
護国寺に入るのは今日が初めて。さすがに
徳川家の息がかかってるお寺、境内が広いわ~。
仁王門も中門もありますた。

さて本堂には、ご開帳中ということで、おなじみの
五色幕がかけられ、風になびいておりました。
到着したときは、ちょうど開会の儀が始まった
ところで、本堂内の外陣は人でいっぱい。
本堂入口も人があふれていた。すでにご開帳
されていて、如意輪の姿は外からでも見える。
それくらい大きいん。(人間の)実物大以上
あるかも。堂内の梁や五色の幕は全部牡丹が
モチーフになっている。唐獅子牡丹もなにか
繋がりがあるんだろうな・・・。

その途中で、サプライズゲストとして、
つのだひろさんが来て、歌を歌った。「喜びの歌」に
般若心経の歌詞で、途中からゴスペル調になった。
いいのか、悪いのかわからないけど、
お経は普通にあげたいと思った。w

その後、外陣からじっくり本尊を見たり、本堂内の
不動、三十三観音とか、曼荼羅とか見学。境内の
ほかのお堂も見て回る。期間中、スタンプラリーも
やっています。ところがもうひとつのご開帳中の
はずの薬師堂は、チベットの講義(有料)をしている
ために入れない。 工エー(´д`)せっかく・・・
だったのに。というわけで、薬師如来は拝めなかった。

夕方の5時から本堂前で、「チャム」という犬の
えさじゃなくて、チベットの仮面舞踏が始まった。
いくつかに分かれて、仮面と多少衣装も変わって
登場するが、踊りはどれもほぼ同じ感じ。
チベットでは大晦日に踊るそうで、ほとんどが
憤怒相だったり、ほとんどのお面にドクロが
付いていた。近くにいた子供が怖がってた。w

十一面観音かと思うくらい、ドクロが並んでたり、
ホネホネ人みたいな衣装の人もいたなぁ。
Tシャツ(のような衣装)に骨が書いてある。
腰のあたりに虎の皮を模した虎プリントの
切り抜きみたいな布を巻いてて、その虎の顔が
かわいかったんだよねぇ。w 持ち物はもちろん
ドクロで、登場したときに、おおーっと会場が
どよめいたよん。

そういえば、私の後ろで見ていた人たちが、
感想をずけずけ言う人たちで「この人疲れてない?
さっき踊った人かなぁ?」とか「これって、
キョンシー?」とか、(んなわけないw)
「象だよ、象」(象は普賢菩薩の乗り物なん
だってば。同じ踊りのチームで、他に獅子とか、
龍っぽいのもいた。乗り物チームだったん
だな、きっとw)「ウルトラマン(のお面)が
見えたよ」(んなわけないw)とか、「人間?
ただの人間だよ」(お面してないだけだってw)
などと、若干気の抜けるようなコメントが聞こえた。

(・ω・)まぁそれも面白かったんだけどね。w

説明によると、憤怒面も内面は優しいらしい。
夕方の1時間外にいたので、段々寒くなっちゃうし、
お腹減っちゃったしで、帰りに池袋でちょっと
寄り道して帰宅。