３月２４日（土）
お遍路にでて、初めての雨降りだった。まだ
降りだしていないものの、いつ降りだしても
いいようなお天気だ。
どうするか決めないまま眠ってしまった。飛ばして
行ったところで、どっちにしろ焼山寺には
行かなければならないし・・・。
肉体的というよりは、精神的なダメージが
大きかった。この荷物ではどちらにしても（今回は）
登れないだろうと思った。はっきり言って、つま先が
痛くなったのも荷物が重すぎるせいだと
思われるし、ふくらはぎや腿は筋肉痛だけど、
（昨日は）登りきれなかったけど、荷物さえ
少なければ登れない道だとは思わなかった。
あとは、やっぱり時間。気持ちの余裕が
出来ないのが辛かったな。（本当は焼山寺に
宿坊があるのに、今休んでいるらしかった。
それまた私にとって不運だった。）
そんなこんなで、昨日のタクシーの運転手さんを
呼んだ。焼山寺の往復と、１３番の大日寺さんまで
ついでに送ってもらうことにした。宿から１３番まで
徒歩でも７時間くらいのはずだった。この時点で
気が抜けちゃって、気持ちにも迷いがあった。
昨日晩御飯の時に、話をしていたおぢさんが
歩き遍路用の地図をお接待として置いて行って
くれていた。宿のおばちゃんに渡された。このまま
辞めてはいけないなと思った。
焼山寺山門
１２番・焼山寺の駐車場で待っててもらい、境内へ。
それでも１０分ほど、坂を登った。山門をくぐると
それをさえぎるような杉の木が立っていた。
参拝をして、納経所へ。車で来たのがわかると、
お金を取られた。ちぇっ・・・７時半頃だったので、
徒歩で来たとは言えなかった。この時間でも、
後から後から途切れることなく（車で）参拝者が
どんどん来る。恐ろしい・・・。
山を下り、鮎喰川沿いの道を車で走る。歩きの人を
ふたりくらい越した。気が抜けちゃった私は少し
車の中で横になった。（酔い止めの薬を飲むのを
忘れた）タクシーの運転手さんは本当にいい人で、
ちょっとだけ料金もお接待のサービスしてくれた。
ありがとうございました。ｍ(＿ ＿)ｍ
１３番・大日寺を参拝。お向かいに一宮神社が
あって、大きな馬が狛犬の代わりに雄雄しく
立っていた。（実は狛犬は奥の方にいた）
その隣が今日の宿泊の宿で、あまりにも時間が
早いので、とりあえず大きな荷物だけ預かって
もらい、１４番へ行くことにした。
本当は明日の予定だった１４番・常楽寺へ。
お天気もパラパラと雨が降る程度で、４０分ほどで
到着。明日も同じ道を通ることになるので、
どうしようかと思ったんだけど、全然歩かないのも
重苦しく思えたので、少しだけでも歩いて
おきたかった。筋肉痛のためにも。
本尊は四国霊場唯一の弥勒菩薩ということだけど、
秘仏だからどっちにしても拝観できない。
本当に「秘仏」多すぎる。ρ(-ε- )
ごつごつした岩の上に建っている常楽寺を後に
して、１５番・国分寺へ向う。途中に、
１４番の奥の院へ登る道があったけど、山道は
今登りたくないし、登っても誰もいないと
思われるので、やめ。
さらにカラフルな八祖大師前を通り過ぎ、国分寺に
到着。ほとんど平坦な道でお散歩感覚で楽しい。
昨日歩いた山道の尾根歩きも、涼しい風とたまに
見える見晴らしの良さは気持ちいいし、
楽しかったけど、民家を見ながらの街歩きも
やっぱり楽しい。国分寺で納経して頂いていると
雨が本降りになってきた。んー、雨具は置いて
きちゃった。
で、この先も行かれる時間も体力もあるけど、
雨も降ってきたし、明日以降のこともちょっと
考えようと思って、この日はここで打ち止めに
した。山門に戻ってきたら、おぢさんに
「お接待です」と声をかけられた。コーヒーか
お茶と聞かれて、温かいコーヒーを頂く。
( ﾟДﾟ)ｳﾏｰ 他にお茶を飲んでいるおばちゃん
ふたりに、○○で会ったわねと言われたが、
お遍路さんが今の時期とても多いので
覚えてない。ｗ（元々人の顔を覚えるのが苦手）
お菓子まで頂いて、宿までの道を戻る。雨は
ほとんどやんでしまった。私って、本当に
晴れ女だったりする。
荷物が無ければ、サクサク歩ける。やっぱり
出直そうと思った。このまま明日、１７番の
井戸寺まで歩いて、徳島へ出て１泊し、翌日
午前のフェリーに乗ることにした。宿に戻って、
あちこち電話をして、予約は宿もフェリーもなんとか
取れた。フェリーの女性専用の部屋は、寝台
（２段ベッド）の上しか空いてないと言われた。
あの荷物をベッド上に上げられるのか？結構
疑問だったけど。まだまだ時間が早かったので、
洗濯を少しだけして、少し部屋で眠った。
お風呂入れますよと、おばちゃんが知らせに
来てくれたので、とっとと入る。晩御飯は
「出来ました」という放送が流れたので、
１階の食堂へ向かい、他のお遍路さんたちと
楽しい歓談。隣のおぢさんは、昨日は野宿で
寒かったと言っていた。そう、日が暮れると
あっという間に寒くなる。ごはんはどこも
美味しい。食後のコーヒーまで、ごちそうさま。
お遍路にでて、初めての雨降りだった。まだ
降りだしていないものの、いつ降りだしても
いいようなお天気だ。
どうするか決めないまま眠ってしまった。飛ばして
行ったところで、どっちにしろ焼山寺には
行かなければならないし・・・。
肉体的というよりは、精神的なダメージが
大きかった。この荷物ではどちらにしても（今回は）
登れないだろうと思った。はっきり言って、つま先が
痛くなったのも荷物が重すぎるせいだと
思われるし、ふくらはぎや腿は筋肉痛だけど、
（昨日は）登りきれなかったけど、荷物さえ
少なければ登れない道だとは思わなかった。
あとは、やっぱり時間。気持ちの余裕が
出来ないのが辛かったな。（本当は焼山寺に
宿坊があるのに、今休んでいるらしかった。
それまた私にとって不運だった。）
そんなこんなで、昨日のタクシーの運転手さんを
呼んだ。焼山寺の往復と、１３番の大日寺さんまで
ついでに送ってもらうことにした。宿から１３番まで
徒歩でも７時間くらいのはずだった。この時点で
気が抜けちゃって、気持ちにも迷いがあった。
昨日晩御飯の時に、話をしていたおぢさんが
歩き遍路用の地図をお接待として置いて行って
くれていた。宿のおばちゃんに渡された。このまま
辞めてはいけないなと思った。
焼山寺山門１２番・焼山寺の駐車場で待っててもらい、境内へ。
それでも１０分ほど、坂を登った。山門をくぐると
それをさえぎるような杉の木が立っていた。
参拝をして、納経所へ。車で来たのがわかると、
お金を取られた。ちぇっ・・・７時半頃だったので、
徒歩で来たとは言えなかった。この時間でも、
後から後から途切れることなく（車で）参拝者が
どんどん来る。恐ろしい・・・。
山を下り、鮎喰川沿いの道を車で走る。歩きの人を
ふたりくらい越した。気が抜けちゃった私は少し
車の中で横になった。（酔い止めの薬を飲むのを
忘れた）タクシーの運転手さんは本当にいい人で、
ちょっとだけ料金もお接待のサービスしてくれた。
ありがとうございました。ｍ(＿ ＿)ｍ
１３番・大日寺を参拝。お向かいに一宮神社が
あって、大きな馬が狛犬の代わりに雄雄しく
立っていた。（実は狛犬は奥の方にいた）
その隣が今日の宿泊の宿で、あまりにも時間が
早いので、とりあえず大きな荷物だけ預かって
もらい、１４番へ行くことにした。
本当は明日の予定だった１４番・常楽寺へ。
お天気もパラパラと雨が降る程度で、４０分ほどで
到着。明日も同じ道を通ることになるので、
どうしようかと思ったんだけど、全然歩かないのも
重苦しく思えたので、少しだけでも歩いて
おきたかった。筋肉痛のためにも。
本尊は四国霊場唯一の弥勒菩薩ということだけど、
秘仏だからどっちにしても拝観できない。
本当に「秘仏」多すぎる。ρ(-ε- )
ごつごつした岩の上に建っている常楽寺を後に
して、１５番・国分寺へ向う。途中に、
１４番の奥の院へ登る道があったけど、山道は
今登りたくないし、登っても誰もいないと
思われるので、やめ。
さらにカラフルな八祖大師前を通り過ぎ、国分寺に
到着。ほとんど平坦な道でお散歩感覚で楽しい。
昨日歩いた山道の尾根歩きも、涼しい風とたまに
見える見晴らしの良さは気持ちいいし、
楽しかったけど、民家を見ながらの街歩きも
やっぱり楽しい。国分寺で納経して頂いていると
雨が本降りになってきた。んー、雨具は置いて
きちゃった。
で、この先も行かれる時間も体力もあるけど、
雨も降ってきたし、明日以降のこともちょっと
考えようと思って、この日はここで打ち止めに
した。山門に戻ってきたら、おぢさんに
「お接待です」と声をかけられた。コーヒーか
お茶と聞かれて、温かいコーヒーを頂く。
( ﾟДﾟ)ｳﾏｰ 他にお茶を飲んでいるおばちゃん
ふたりに、○○で会ったわねと言われたが、
お遍路さんが今の時期とても多いので
覚えてない。ｗ（元々人の顔を覚えるのが苦手）
お菓子まで頂いて、宿までの道を戻る。雨は
ほとんどやんでしまった。私って、本当に
晴れ女だったりする。
荷物が無ければ、サクサク歩ける。やっぱり
出直そうと思った。このまま明日、１７番の
井戸寺まで歩いて、徳島へ出て１泊し、翌日
午前のフェリーに乗ることにした。宿に戻って、
あちこち電話をして、予約は宿もフェリーもなんとか
取れた。フェリーの女性専用の部屋は、寝台
（２段ベッド）の上しか空いてないと言われた。
あの荷物をベッド上に上げられるのか？結構
疑問だったけど。まだまだ時間が早かったので、
洗濯を少しだけして、少し部屋で眠った。
お風呂入れますよと、おばちゃんが知らせに
来てくれたので、とっとと入る。晩御飯は
「出来ました」という放送が流れたので、
１階の食堂へ向かい、他のお遍路さんたちと
楽しい歓談。隣のおぢさんは、昨日は野宿で
寒かったと言っていた。そう、日が暮れると
あっという間に寒くなる。ごはんはどこも
美味しい。食後のコーヒーまで、ごちそうさま。