最近「お寺」といえば、ロープウェイだな。w
ロープウェイのおねぇさんが「ラストサムライ」の
ロケで使われ・・・みたいな説明をする。
見てないから、どういうシーンでどこを使ったのかも
わからん。仏像拝観希望なので、そういう説明にも
興味が薄い自分・・・(〃▽〃)ゞ
トム・クルーズは山頂までヘリで通ったらしい。
ロープウェイに乗って、テケテケ行けっ。とか
思ったり。w ロープウェイを降り、左右に
分かれている道に出る。右は西国三十三観音の
レプリカの歩道、左は馬車道といっても今はバス。
右に進み、観音様に見送られながら、
仁王門をくぐり、

摩尼殿(まにでん)へ。
ご開帳中なので、五色の旗がゆれている。
こんな山中でも、歩きやすく訪れやすいせいか、
西国の札所なので、人が切れることはない。
お堂の中は広く、内陣にも入れて頂けた。
目の前に小さな秘仏の六臂の如意輪さんが
安置されていた。本当に小さいわ。
なのでアップ
(画像はHPより頂きました。)
足元にだけライトが当てられているので、
お顔がよく見えない。少し暗闇で慣れる間に
四天王(重文)を拝観。目の前まで行って
見ることができた。外陣に人がいなくなったので、
そっと懐中電灯でお顔を照らす。(ごめんなさい)
くっきりとした彫りが美しいお顔。やはり
秘仏だったせいか、彫りが甘くなっていないのが
見て取れる。衣の截金(きりがね)も美しい。
あまり長い時間、照明を当てたくはなかったので、
ささっと内陣から出る。出たすぐのところで
川崎大師の時のようなお札が頂けた。お賽銭を
置いて頂いた。来られなかった人たちの分も
少しだけ余分に頂いた。ありがとうございます。
堂内でご朱印を頂き、少しだけ休ませて頂いた。
五色の幕が揺れる。

ここは山の上なのに、境内はとても広く、
伽藍が点々と立ち並ぶ。パンフレットの地図を
見ながら、端から廻ることにした。
摩尼殿から5分ほどで、噂のロケ地へ。
3つのお堂が「コ」の字型で並んでいる。
パノラマの状態に左から・・・

常行堂(重文)舞台部分

食堂(重文)現在は宝物館になっている。

大講堂(重文)五色の紐が御柱に結んであった。
屋根の先はお互いのお堂に突き刺さりそう。
食堂は2階にも仏像がたくさん展示してあり、
あがってみると、隣のお堂の屋根にも
触れられる程だった。ここでもご朱印を頂いた。
大講堂には釈迦如来(重文)と文殊菩薩(重文)が
安置されているようだが、見えず。とりあえず
柱と紐に触っておいた。
ここから1分ほどで、茶店(十地院)と法華堂、
根本薬師堂が建ち、その奥に金剛堂。さらに
その奥に文字通り、奥の院がある。
開山堂と不動堂、護法堂やら和泉式部の歌碑が
ある。開山堂には性空(しょうくう)上人像が
秘仏として安置されているのだが、実は
調査で御前立ちの方が古いということが判明し、
実はこちらの方が実物に近いだろう・・・
とのこと。内陣には入れないが、懐中電灯で
照らしてくれるので、御前立ちのお顔は
拝観できる。ここでもご朱印を頂く。
事務のおぢさんが、内緒でチョコを下さった。
じゃお返しにといって、柚子茶飴をあげたりと
しばらくお話をしていたら、左甚五郎の力士像の
場所まで詳しく教えてくださった。
(屋根裏に3体いるらしい)
で、摩尼殿へ戻り、ロープウェイ上駅へ。
帰りのロープウェイの中でも、ロケ地だぞと
強調された。 ヽ(´-`)ノなんでやねん

翌日は久しぶりの京都観光・・・その5に続く。