展示最終日の東京都美術館へ。午前中に
到着したが、混んでいるだろう予想は的中で、
でも最終日なので仕方なく入場。こういう場合、
最初の方が混んでいて、最後の方はまばらになる。
・・・が、仏像は最初の方だったので、
じっくりという訳にはいかなかった。

伝・快慶作の不動明王は今までに見たことの無い
不動明王の雰囲気だった。眼を普通に見開いた、
直毛、下唇だけを噛んだ古いタイプ。
説明しにくいけど、見た瞬間に「なんてさっぱりした
像だろう」と思った。すっきりした快慶の像は
いくつも見てきたつもりだったけど、久しぶりに
見たせいかな・・・。
「あっさり」というのではなく、「さっぱり」。
お不動さんなのに嫌味がなくて、なんだか気持ち
良かった。w 地蔵菩薩ももちろんすっきりタイプ。
近くにいたカップル(男)が「コレ(剣)って
金で出来てるのかなぁ?」と彼女に聞いていた。
「んなわけ、ないだろ」とか「木彫で、漆塗って
金泥塗ってるんですよ」とか言いたかった。w
天然ボケだが、たまに突っ込みにも回る自分は
2時間かけて展示を見終わった後、東博へ行き
持込みしたマックを食べて、本館巡り。
早咲きの桜も開いていました。
今月下旬から始まる科学博物館の「ナスカ展」が
気になります。w