今日は、有楽町の東京国際フォーラムで開催中の
『チベット砂曼荼羅の世界』を見に行きました。
チベットから僧侶が来日しており、2日から
会場で実際に砂曼荼羅を作成しているのを真近で
見ることができます。写真も撮り放題。

今回制作されるのは観音菩薩の砂曼荼羅で、
ダライ・ラマ14世の70歳のお祝いと
戦後60年の法要を兼ねて作られています。
砂を落としています
ちょっとずつ描いては、色を替えて進んでいきます。
色は、石英質の石を砕いて粉にして、現在では
アクリル絵の具で着色しているそうです。(昔は
ルビーなどの宝石を砕いて使っていたらしい。)

ここまで大きな砂曼荼羅を描けるようになるには、
15年ほどの修行がいるそうです。技だけではなく、
何十種類とある曼荼羅全ての柄と色を覚えるので
その長い期間をかけて覚えるとの事。
だから見本などはなく、どんどん描いていきます。

本当に細かくて、本当にキレイです。
でもこの砂は、10日に法要を行い、その後
隅田川へ流すという儀式が予定されています。
是非出来上がりも見たいので、10日にも
行かれたら、行ってみたいと思っています。

この砂曼荼羅展は、他にビデオの放映と
小さなパネル展示などだけで、見るものは
コレだけと言っても過言ではないです。
だから1500円ってちょっと高いかも。
でも、一見の価値ありです。