蔵王堂でまったりしてしまった私は、山を下り、
予定よりも早めに當麻寺へ向かう事にしました。
下調べで、かなり境内が広そうで、見るところも
たくさんありそうなので、早々移動したのですが、
その頃には小雨もやみ、その湿気で4月なのに
夏の暑さに近づきつつありました。(25度以上
あったらしい)
駅の名前は「当麻寺駅」なのに、お寺の名前は
「當麻寺」。(最初「とうま」と読んでいたが、
「たいま」が正解。やばい葉っぱではない。w)
参道にて
マンホールのふたですが、當麻寺の中の坊は
ぼたんの花で有名で、なかなかカラフルです。
駅からしばらく歩き、到着。(; ̄□ ̄)!!広い
境内広々
桜も満開♪いやぁ・・・暑い( ̄ヘ ̄;((Q パタパタ
メインの曼荼羅堂(本堂)、講堂、金堂を拝観。
どこのお堂も貸切に近かった。お堂に入ると説明の
テープが流れるので、なかなか良い。
曼荼羅堂は、「當麻曼荼羅」(重文)を本尊として
六角の厨子(国宝)に収められている。
お堂自体も国宝。元々は「根本曼荼羅」といって
蓮の糸で織られて作られたという天平時代の
曼荼羅(国宝)があるそうですが、これは秘宝で、
現在は非公開。写しはたくさんあるようです。
本堂の横には、小さな部屋がいくつかあって、
それぞれ弘法大師、役行者、織姫(十一面)観音が
祭られていました。
金堂(重文)には、弥勒仏(国宝)、ひげを
はやしている四天王(重文)と不動明王が
配されています。ひげが生えている四天王は、
ちょっとワイルドな感じがします。やや無精髭だねw
講堂(重文)にも、丈六の阿弥陀仏、妙幢菩薩
(みょうどうぼさつ)、地蔵菩薩(すべて重文)、他が
どどーんと並んでいて、なんだか気持ちが
いっぱいになってしまった・・・。
(申し訳ないことに、あまり記憶に残っていない)

マンホール蓋にも描かれている様に、東西の塔が
当時のまま二つとも残っているのはここだけ
ということで、それを眺めるには奥の院・・・
ということで、奥の院に行ったのですが、ここは
実は當麻寺の奥の院ではなかった!!
(宗派が違う)まぎらわしい、っていうかずるい。
二つの塔
昔はこんな風に、大きなお寺さんには二つの塔が
どんどんとあちこちに建っていたんだろうなぁと
思うと、なかなかすごい。他の建物が低かった
だけに、涼しげだったろうと想像する・・・。
とても暑い ( ̄ヘ ̄;((Q パタパタ
もう中の坊へ寄る元気はなくなってしまって、
このまま帰ることにした。
青空に映える
桜はきれいだけど、暑さと花粉症には負けました。

最終日、おそるべし!孝恩寺の巻はまた後日・・・。