3月7日(月)
前日のお水取り見学のせいで、体は疲れていたけれど
もう最終日だし、予定もゆるやかだったので、
朝風呂後、とりあえずホテルを出る準備をして、
朝食の戦いへ・・・。荷物を引きずり近鉄奈良駅へ。
コインロッカーへ荷物を入れ、バス停を探す。
と、○○行きというアナウンス。
ε=ε=ε=(┌  ̄_)┘シュタシュタ 乗りますっ
着席してかなり長い距離走る。バスの中は
私以外におばあちゃんが一人乗っているだけ。
降りてみると、一見何も無いのだが、実は
そんな場所に運慶作の仏像がある。
運慶の名前が出てくる初めての作品とされている
大日如来坐像だっっ!
円成寺入口で拝観料を支払い、ご朱印をお願いする。
この多宝塔の中に
イタ━━(゚∀゚)━━ !!!
肌の張りがすごいぞ。10代の頃の原田知世のようだ。
(わかる人にだけわかってもらえればいいです。w)
ふっくら柔らかという感じではない。その質感をうまく
説明出来ないんだけれど、その質感さえ感じさせる
というのは、天才・運慶だからなのか?
時々感じる事の出来る、その地域に根付いた信仰ゆえの
「生きてる感」というよりも、仏像自身が自ら生きて
いるような「生きてる感」だ。見ていて飽きない、
たった一体なのに飽きはこなかった。どこを見ても
引き付ける、なにか不思議な魅力だ。ガラス越しに
見なくてはいけない、はがゆさがあった。このガラスが
無かったら、大日如来の息遣いが感じ取れそうだった。
いつまでも大事にしてもらってね・・・。
本堂にも、上がったはずなのだが、まったく記憶無し。
強烈な印象はその後の記憶を消しました・・・。
バス停の向かいの酒屋さんの犬と遊びながら、バスを待ち、
オルゴールのようなメロディと共にバス到着。奈良駅方面へ
戻ります。今朝まで居た東大寺へ脇から入り、戒壇院へ。
奈良博の東大寺展以来、お会いするけれど何度見ても
やっぱり素敵だっ。四天王はもちろんのこと、ここの邪鬼は
本当にかわいい。グルグル回って拝観。このバランスの
良さは、天平時代のセンスの良さなのかなと思ったり、
いつも広目天にサインしてほしいと思う自分・・・。
戒壇院入口
フラフラと大仏殿方面へ歩き、途中トイレへ寄ったのですが、
トイレの中でこんなもの発見。

東大寺オリジナルトイレットペーパー。(多分非売品)
お寺の名前入りが珍しかったもんで、撮ってみました。
大仏殿前を通り過ぎ
法華堂(三月堂)へ。入口前で、入るの入らないので
もめているおじちゃん、おばちゃんがいたので、
入ったほうがいいですよ、と言ってあげた。
こんなにゴージャスな(仏像の)空間、見ないなんて
もったいない・・・。(私の価値観)「この前
「法華」は頂いたので、今日は観音様で」と、ご朱印を
お願いして中へ入る。前に居た人はすぐ出てしまったので、
三月堂は私の貸切だった。国宝12体と
重文4体が貸切だなんて・・・涙
不空羂索観音の手に挟まれた水晶がきらきら輝いていた。
私はしばらく後ろに座って、それをぼんやり眺めていた。
(もめていた人達は入ってきたが、あっという間に
出てしまった。もったいない。)
お向かいの四月堂へ伺う。
文殊菩薩のご朱印をお願いする。話好きの方だったので、
文殊さんのお厨子が開帳しているところへ、懐中電灯も
貸してくれたり、ここからみる二月堂は一番いいアングルと
言って戸を開けてくださったりした。それがコレ。
ちょっとぶれた
それから、二月堂へあがった。


上:夜中0時過ぎ 下:昼0時過ぎ
ちょうど12時間違う、ほぼ同じアングルです。
驚いた事に、十一面悔過法(けかほう)を見学していた人達が
すでに場所取りをしていました。二月堂に泊まってるのか?w
で、来年私も多分加わっていると思います。(爆)
ご朱印は右手の階段を上がってすぐ右だった。前に書いて
頂いた時は、確か二月堂向かって左のお守りを売っている
ところだったはず。そこでお姿も頂いた記憶がある。
で、今回はご朱印を頂き、「二月堂のお水取り」というのを
販売していたので、それもと思ったら、それは雑誌
(というか、台本)だった。音がでるものだと思ってたので、
聞いてみたら、CDがあったので、それを購入。
窓口のおぢさんは、両方あるといいよと言ってくれたが
両方買うとちょっとキツイ。商売うまいぞ>東大寺
で、あきらめちゃったんだけど、やっぱり買えばよかったと
今更思ったりします。でも、なんでもあるんだなぁ~
二月堂を左から降りて、食堂(じきどう)前に人だかり。
なぜ?と思ってたら、どうやら練行衆(修二会を行っている
お坊さん11名)の昼の作法(食堂作法・じきどうさほう)が
行われていて、もうすぐ出てくるとのこと。
としばらく待つと、出てきて、何かを閼伽井屋(井戸)へ
向かって投げます。(屋根に乗せるまたは越える)
投げて
食堂前に並ぶ
投げていたのはコレ
和紙にくるまれた、ごはんでした。屋根から落ちてきたのを
拾ったら、ほんのり温かかったです。

画像だと見えないかもしれませんが、矢印の先におにぎりが
落ちています。(屋根越えした)
食堂脇が練行衆の合宿所になっていますが、その脇には今日の
お水取りでつかうお松明の準備がしてありました。
緑がきれい
この後、奈良博物館へ行ったのですが、それまた後日。
今回の旅行では、ずいぶん運良く色々な体験が出来たと
思っています。本当に貴重だったと思います。
とても導かれた感が実際にありました。観音様が
見ておけとか、行っとけと言われたようでした。(⌒∀⌒)
前日のお水取り見学のせいで、体は疲れていたけれど
もう最終日だし、予定もゆるやかだったので、
朝風呂後、とりあえずホテルを出る準備をして、
朝食の戦いへ・・・。荷物を引きずり近鉄奈良駅へ。
コインロッカーへ荷物を入れ、バス停を探す。
と、○○行きというアナウンス。
ε=ε=ε=(┌  ̄_)┘シュタシュタ 乗りますっ
着席してかなり長い距離走る。バスの中は
私以外におばあちゃんが一人乗っているだけ。
降りてみると、一見何も無いのだが、実は
そんな場所に運慶作の仏像がある。
運慶の名前が出てくる初めての作品とされている
大日如来坐像だっっ!
円成寺入口で拝観料を支払い、ご朱印をお願いする。
この多宝塔の中に
イタ━━(゚∀゚)━━ !!!肌の張りがすごいぞ。10代の頃の原田知世のようだ。
(わかる人にだけわかってもらえればいいです。w)
ふっくら柔らかという感じではない。その質感をうまく
説明出来ないんだけれど、その質感さえ感じさせる
というのは、天才・運慶だからなのか?
時々感じる事の出来る、その地域に根付いた信仰ゆえの
「生きてる感」というよりも、仏像自身が自ら生きて
いるような「生きてる感」だ。見ていて飽きない、
たった一体なのに飽きはこなかった。どこを見ても
引き付ける、なにか不思議な魅力だ。ガラス越しに
見なくてはいけない、はがゆさがあった。このガラスが
無かったら、大日如来の息遣いが感じ取れそうだった。
いつまでも大事にしてもらってね・・・。
本堂にも、上がったはずなのだが、まったく記憶無し。
強烈な印象はその後の記憶を消しました・・・。
バス停の向かいの酒屋さんの犬と遊びながら、バスを待ち、
オルゴールのようなメロディと共にバス到着。奈良駅方面へ
戻ります。今朝まで居た東大寺へ脇から入り、戒壇院へ。
奈良博の東大寺展以来、お会いするけれど何度見ても
やっぱり素敵だっ。四天王はもちろんのこと、ここの邪鬼は
本当にかわいい。グルグル回って拝観。このバランスの
良さは、天平時代のセンスの良さなのかなと思ったり、
いつも広目天にサインしてほしいと思う自分・・・。
戒壇院入口フラフラと大仏殿方面へ歩き、途中トイレへ寄ったのですが、
トイレの中でこんなもの発見。

東大寺オリジナルトイレットペーパー。(多分非売品)
お寺の名前入りが珍しかったもんで、撮ってみました。
大仏殿前を通り過ぎ法華堂(三月堂)へ。入口前で、入るの入らないので
もめているおじちゃん、おばちゃんがいたので、
入ったほうがいいですよ、と言ってあげた。
こんなにゴージャスな(仏像の)空間、見ないなんて
もったいない・・・。(私の価値観)「この前
「法華」は頂いたので、今日は観音様で」と、ご朱印を
お願いして中へ入る。前に居た人はすぐ出てしまったので、
三月堂は私の貸切だった。国宝12体と
重文4体が貸切だなんて・・・涙
不空羂索観音の手に挟まれた水晶がきらきら輝いていた。
私はしばらく後ろに座って、それをぼんやり眺めていた。
(もめていた人達は入ってきたが、あっという間に
出てしまった。もったいない。)
お向かいの四月堂へ伺う。
文殊菩薩のご朱印をお願いする。話好きの方だったので、
文殊さんのお厨子が開帳しているところへ、懐中電灯も
貸してくれたり、ここからみる二月堂は一番いいアングルと
言って戸を開けてくださったりした。それがコレ。
ちょっとぶれたそれから、二月堂へあがった。


上:夜中0時過ぎ 下:昼0時過ぎ
ちょうど12時間違う、ほぼ同じアングルです。
驚いた事に、十一面悔過法(けかほう)を見学していた人達が
すでに場所取りをしていました。二月堂に泊まってるのか?w
で、来年私も多分加わっていると思います。(爆)
ご朱印は右手の階段を上がってすぐ右だった。前に書いて
頂いた時は、確か二月堂向かって左のお守りを売っている
ところだったはず。そこでお姿も頂いた記憶がある。
で、今回はご朱印を頂き、「二月堂のお水取り」というのを
販売していたので、それもと思ったら、それは雑誌
(というか、台本)だった。音がでるものだと思ってたので、
聞いてみたら、CDがあったので、それを購入。
窓口のおぢさんは、両方あるといいよと言ってくれたが
両方買うとちょっとキツイ。商売うまいぞ>東大寺
で、あきらめちゃったんだけど、やっぱり買えばよかったと
今更思ったりします。でも、なんでもあるんだなぁ~
二月堂を左から降りて、食堂(じきどう)前に人だかり。
なぜ?と思ってたら、どうやら練行衆(修二会を行っている
お坊さん11名)の昼の作法(食堂作法・じきどうさほう)が
行われていて、もうすぐ出てくるとのこと。
としばらく待つと、出てきて、何かを閼伽井屋(井戸)へ
向かって投げます。(屋根に乗せるまたは越える)
投げて
食堂前に並ぶ
投げていたのはコレ和紙にくるまれた、ごはんでした。屋根から落ちてきたのを
拾ったら、ほんのり温かかったです。

画像だと見えないかもしれませんが、矢印の先におにぎりが
落ちています。(屋根越えした)
食堂脇が練行衆の合宿所になっていますが、その脇には今日の
お水取りでつかうお松明の準備がしてありました。
緑がきれいこの後、奈良博物館へ行ったのですが、それまた後日。
今回の旅行では、ずいぶん運良く色々な体験が出来たと
思っています。本当に貴重だったと思います。
とても導かれた感が実際にありました。観音様が
見ておけとか、行っとけと言われたようでした。(⌒∀⌒)