行ってきました、日帰りバスツアー。
「水保観音堂ご開帳と北陸の古寺名刹を巡る」んです。
朝7時に新宿を出発して、3回の休憩を途中にはさみ、
バスの中での昼食をとっとと済ませ・・・
最初の拝観場所・水保観音堂に着いたのは
12時半頃・・・出発からすでに5時間。
観光バスでは大きいので近くまで行かれないということで
近所の公民館でマイクロバスに乗換えます。
バスを降り、なぜか雅楽の曲が流れる中、階段を登り
やっと水保観音堂に到着♪
ご開帳にはよく見られる五色の紐が
観音様の腕(お手先は損失)から境内に立てられた御柱へ
繋がれています。

お堂へ上がると、中央にすでに開扉されていて、
鉈(なた)彫りのお姿が見えます。
(撮影禁止って書いてあるのに、なぜかみんなバリバリ
撮影していた。)内陣にも入れて頂けましたが、
実際ナマで見てみると、鉈彫りは浅く、
彩色もほとんど見られないほどでした。
お顔の彫りもおぼろげで、ふっとそこに現れたという
妙に自然な感じを受けました。御足もふっくらとしていて
かわいい感じでした。両脇侍に毘沙門天と不動明王、
さらにその両脇に三十三観音のミニチュアや
十六羅漢が壁一面に並んでいるという立派なお堂でした。
内陣脇にも外陣にも何体かの仏像が並び、仏好きには
かなり楽しいお堂だと思います。
境内では臨時のグッズ売り場が出来ており、
絵葉書セットを購入。その画像はまた後日・・・。

元の観光バスに戻り、次の目的地の白山神社に向かいます。
窓からは日本海のおだやかで、青い海と
途中で雨が降ったのが嘘のような晴天の空がひろがります。
・・・とまもなく白山神社に到着。この神社の境内が広いっっ。
拝殿は萱葺きの「ゆきんこ仕様」という感じ。

本殿はこの裏のほうにあり、立入禁止。こちらは重文。
本殿前の湧き水は、日本の水百選に選ばれているそうで、
冷たくて、とても美味しかったです。(⌒∀⌒)ゴックン
重文の聖観音菩薩立像は、この拝殿の右手の収蔵庫奥の
御厨子の中にそっといらっしゃいました。(重文)

この観音様は藤原時代の作で、腕を失っているものの
静かな落ち着いた丸いお顔で、ほのかな笑みを含んで
いらっしゃる清楚でつつしみ深い・・・という雰囲気。
丸いお顔のせいか、童顔でかわいらしい♪

この収蔵庫、実はほかにも数多くの仏像がいらっしゃいます。
撮影もオッケーということで、バンバン撮らせて頂きました。

日本海・・・向こうの方はちょっと白い雲が出てました。

今日はここまで。続きはまた近日公開。