チケット。 | 迷子にならない方法(模索中)。

チケット。

友達からね、買ったの、チケット。

行けなくなったって。


そのチケット、ぁたくし持ってるんやけど、
買っちゃった。

何となく、
友達に損して欲しくなくて。


さて、どうするかね。

誰か友達に売ってね、って言われたけど、
当てが無い。


こういう時、友達とか知り合いとか
少ないの、駄目なのかなって思っちゃう。


何でやろうね、歳を取れば取るほど、
自分の殻が厚くなってく。

歳を取ったんだから
愛想笑いも覚えたし、
身の無い会話だって、しようと思えば出来る。


でも、そういうの、何か嫌でね。

そういうのするくらいなら、
閉じこもってた方が、楽チンかなって
思いはじめちゃったんだよな。



ライブやって、人と行った方が
楽しいのも知ってる。
STARTまでの間とか、
転換の間とか、
うきゃうきゃ話すの、楽しいもの。
あーだこーだ言いながら帰路につくのも
楽しい。
テンションあがっちゃって、
きゃぁきゃぁ言ってる事もある。

知ってるんだけどね、
知ってるんやけど。


なかなか殻を破れない。



1人で行った時、
よく見かける顔を見つけても
なるだけ、目線を合わせないように
してる自分が居る。

ま、向こうは知らないだろうけど。

なんでだろうね、
いつからだろうね

こんなに閉じこもっちゃったの。


困ったね。


きっと知り合ったら楽しい。
ぅん、きっと。

でも、その一歩がずっと踏み出せない。



踏み出そうとしてるのか、
踏み出そうともしてないのかは
分からない。



自分で自分が分からない。




寂しそうな人間には思われたくない。

だって、ぁたくしは強いもの。
強くなったもの。
1人で何でもできるもの。
1人で何処へでも行けるもの。


はて、それは強さでしょうか?





分からない
分からない。





ま、このチケットは、きっとずっと
財布の中にしまわれたままでしょう。


ぁたくしが変わらない限り。