ちち。 | 迷子にならない方法(模索中)。

ちち。

乳、ではなく。
父。(当たり前。)

今日は父の日。
6月の、第3日曜。


ま、今までは父の日なんぞ、関係の無い生活をですな、
送ってきたわけですよ。
産まれてこの方、お会いした事ございませんのでね。
ぇぇ。
顔も、名前も、なーーーーんも知りませんのでね。
ぇぇ。


しかしながら、今年は思うところがちと、違うのです。


昨年末、1通の手紙。

父が生きておるそうで。
生活に困窮されておられるので、
援助していただけないか、という類の手紙。
手紙、というか、業務的な連絡通知。


ほほぅ。
生きておられるのですか。

ほほぅ。
こななお名前でしたの。

ほほぅ。




で?!

援助、とな?!



自分は、あなたからの援助を一切、一銭も受けておりませんが?
ハハが、必死で育ててくれましたが?

ぶっちゃけ、この顔、分かります?
何人か並んで、自分の子はどれだクイズをしたら、
あなたは1発で当てられますか?

ぁたくしは当てられません。
見た事無いので。


そなな関係なのに、援助、ですか。

あなたは、ハハの苦労を知ってるのですか?
ハハがどれだけ汗を流して、どれだけ涙を飲んで、
どれだけ必死で生きてきたか、知ってるのですか?

何にも知らないくせに。


今まで、別に怨みとかは無かったけれど、
少々調子がよいのでは?という感情は湧いてしまったのです。

別に非情な人ではないでしょうけど。


ま、こんな感情を抜きにしても、自分には人に援助する余裕
なんてこれっぽっちも無いので、(ま、ライブ遠征を我慢すれば
多少なりとも余裕は生まれるのかもしれませんが。)
お断りさせていただいた訳です。


悩みに悩んで。
この少ない頭で。


だってね、この人居なかったら、自分は今、ここに居ないんですからね。
この命の半分は、彼から頂いたもの、ですからね。

今では、会ったこと無いですが、唯一の身内、ですからね。

この希望を断る、と言うことは、簡単にいうと、見捨てるって
事でしょう?




知らないけど、
知らないんだけど、




悩みましたねー。

泣きながら封筒をポストに入れたの覚えてます。
ごめんなさいって。



やっぱりね、少なからず情は湧くわけで。
生きててくれてありがとう、とまでは、まだいきませんが。





で、半年後の父の日。



・・・・・・・・、ね。
やっぱり考えちゃいます。


この人は、父の日を祝って貰った事ないんですものね。
再婚はしたみたいですが、子供は居なかったようで。
あ、この再婚も、1年足らずで別れてるんですけどね。



自分も、父の似顔絵とか書いた記憶ないし。
貰った事もないでしょうよ。




んーーーーー。
んーーーーー。



この世の中、同じ境遇の方、おられると思うのですが、
(援助を頼まれるっていうのはあるのかしら?)
どうしてるんでしょう。




やっぱりこの半年、事あるごとに思い出すし、
後悔によく似た感情も、出てくるし、
だったら援助してやれよって、思ったりもするし、
今、何してるかな、とか
ちゃんと食べてるのかな、とか
思っちゃうわけですよ。
知っちゃった以上は。


会ったら会ったで、きっと、もっと情が湧いてしまうし、
一応、戸籍上は血縁関係やから、ね。




思い出、1つも無いのにね。



きっと、これからも考えない事は無いし、
きっと、来年の父の日も、同じ事考えるだろうし、
きっと、これからもずっと、自分のした事に対して、
疑問を抱いてみたりするんでしょう。


病気になったりしたら、連絡、来るのかな。
んーーーーー。
それも嫌だな。
そんなのきっかけに会うとか、どうなん?



会う、べきなのかなぁ。



でも、ハハと別れたきっかけ、お金なんだよなぁ。
せびられるの、困るなぁ。
でも、身内。




・・・・・・。

堂々巡りを始めたので、もう書くのやめる。





今日は今からライブなのにー。
テンション激落ち。



もし、読まれた方が居て、気分害されたら、本当、すみません。