園児って本当に可愛いです。人間の一生の内で一番無邪気で一番好い時期だと思います。感情がストレートで嘘がなく、素直に笑ったり泣たり、天使の粉がそこら中にまき散らされて行く感じがします。子供達を見守る事の出来る幸せに日々感謝です!

でも、時には心が萎びてしまうんじゃないかと思うくらい...悲しい出来事に遭遇します。

園のお友達でたった一人だけ、我が家の第3王子をお宅に招き入れてくれないご家庭があります。兄弟の絡みもあり入園する以前からお付き合いのある方なので、何故こんなに冷たくされるのか理解できません。

「あそびにいってもい~い?」「Tくんはおかあさんにきかなきゃわからない」、「ぼくもいきたいなぁ」「うちは3にんしかよべない」、「Mくんのおかあさん、ぼくはいつになったらよんでもらえるの?」「さぁ、いつかしらねぇ?」...こんなことの繰り返しなんです。

先週の木曜日は家の子の大の仲良しがMくん宅にお邪魔する約束をしていたようで...「ぼくもいきたい!」そりゃぁそうですよね...でも今回も見事に玉砕されました。

「なんでTくんはよばないんだよっ!」と他の子が意見してくれたところ「Tくんはまえにぼくのかおをひっかいたからゆるさない」...ビックリしました...いったいどんな育て方をしているのでしょうか?

確かに引っ掻きました...謝りました...あんまり怒っていたので字の書けない子供に手紙を書かせて、菓子折り持って謝りに行きました。居ませんでした。でも届けました。我が家の精いっぱいの誠意でした。引っ掻いたとはいえ流血した訳でもなく、子供同士の遊びの範囲だったと担任から言われました。

その後、家の子も遊びの範囲?でMくんに引っ掻かれました。鼻と顎の下を抉られるような傷で医者にも通いました。うっすら跡が残っています。顔にバンドエイドを貼って登園した期間、Mくんはインフルエンザでお休みでした。もちろん「ごめんなさいね、わざとじゃないのよ。」って怪我直後に謝って下さったので「すぐ治りますから。」とはお話ししましたが、何だかスッキリ感がありませんでした。

他の方には異常に腰が低くて「お互い様と言う事で...」ってよく言われているようですが、我が家にはお互い様は適用されないらしく...いつまでも根に持たれています。

今まで子育て関係の人付き合いには恵まれていたので、何だか幼稚園の登降園が微妙に辛いです。よせばいいのに子供の「行きたいっ!!」って気持ちは止めようがないじゃないですか...玉砕されるたびに私は萎れそうになります。

でもこんな経験が私を進化させてくれて、育児レベルが高まっていくのかしら?と常に前向きです。