ある事情により兄より写真を撮れとの指示。
しかもちゃんとしたやつ。
自宅にカメラマンのお姉さんが来るという本格派なお話を、肉まん食いながら聞き流していたのだけれど。

相変わらず自分の五秒先の行動が把握できないそんなあやふやな状態のまま予定した7日はやってきて、そんな律儀に24時間で一日が過ぎ行き明日が来てもかなわないなぁ、なんて思いつつ、まぁでもやるよ、兄の頼みだもの、やったるよ俺は。あぁ、俺は兄っ子さ。


そうと決まればノホホンと布団の感触を堪能している場合ではなく、激しい葛藤自己との闘いの末、心ばかりの髪型と顔を作ろうかと鏡に向かったところ、あらためて自分のブヨブヨさにガックリしたね。
顔が浮腫んでて午前中に私に何かやれという事根本から間違えてるんだよエェコラな顔をしていて、つうか私何時殴られた?アゴが青いんですけど?


学習能力のない阿呆は何処までも阿呆でテ-マも阿呆。だってだって私も輝ける不二家の看板娘のように皆に愛され美辞麗句に塗れて笑顔で手を振りたいんだもん。「アイドル」という肩書きが欲しいんだもんだもん(嘘)。


それとは別ですけど後日談。

朝が近付くにつれて腹痛増し。

何がこんなに私の胃を締め付けるかというと前日とはうって変わった神妙かつ、脈々と血管浮かせて思わず「だ、大丈夫?」と聞いてしまうようなそんな死相漂う顔つきで、己の限界を梅干とばなな味の飴を休み無く交互に食べ続けるという常軌を逸した形で挑み、最終的には種10個、殻袋11個を残骸として残す奇怪っぷりを発揮している同居人で証明できるように、前日の崇高な出逢いがあった数十分の中数分、私達2人は宇宙に連れ去られ、なんらかの人体実験され、出産適齢期にあった私は地球外生命体の魂を子宮に宿してしまったって事なんでしょうね。

近いうちにおよそ正視に足るものではないような生き物を産んでしまうかもしれないですが、それもこれも私が選ばれた人間だから。そう思うとそりゃもう胸が熱くなりましたね。

同情はいらないのさ、ラララ。



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人工衛星が落ちてるんだよ、って言ったあなた、ちょいとお待ちよ。
あなたが私の夢と希望をズタボロにしちまう権利なんてねぇ。
UFOは生命力が強くみえた。そのくせ儚い。素敵だ。

では、また。然らばなり。