今日から、だんだんと下り坂だ。
あしたは、雨になるらしい。
まとまって降ってくれると、ありがたい。
この地域は、乾燥が続いている。
表記の題名。
夏温度とは、夏の植物が成長する温度である。
稲とかサツマイモとか。
5月に植えられた稲も、18℃以上にならないと、成長しない。
お芋も、同じである。
でも、気が急いて、また人手が足りなくて、5月のGWに済ませるところが多い。
でも、本当は、早過ぎる。
6月になって、最低気温が18℃になる頃、成長を始める。
それまでは、低温でも、我慢の日々なのだ。
6月。
初夏である。
このときを、いろいろな生き物たちが待っているのだ。
待っているのは夏の生き物たち。
野の魚たちも、夏の植物たちも、じっと待っていた。
そして、18℃を超えたところで、動き始める。
そして、成長する。
日本の生き物世界には、夏を待つ生き物が多い。
だから、冬籠りもあるのだが、夏になるまで、夏を待っている。
低温を好む生き物たちも居るが、数は多くはない。
殆どの生き物たちは、夏を待っている。
完成したお芋畑の苗たちも、そうである。
すっくと立ちあがるには、18℃が欲しいのだ。
稲たちも同じで、ヒトの都合で早く田植えをされてしまった。
でも、本当は18℃を待っている。
生き物世界が隆盛を極める季節、それが夏なのである。
そして、動き出すのを引導するのが温度で、18℃なのだ。
雑草や虫が多くて、イヤな人も居よう。
でも、夏は、生き物世界が隆盛を極める。
蚊には食われたくないが、彼らも夏を待っていたのだ。
動き回る生き物たちに、賛美を送ろう。
夏温度・18℃。
この温度を機に、生き物世界が動き出す。