雨は、まずまず頑張ってくれたが、足りない。
今日、明日で、埋め合わせを願っている。
木曜日の晩に、タヌキが出た。
今回は、執念深くいろいろとやって行った。
ポンプから管を、だんだんと狭め、その先で二手に分けてある。
分かれた二手の先に、もう一度二手に分け、合わせて4本のブクブクが出ている。
今回は、この先端の分けたチューブを食いちぎった。
分岐点の手前なので、ジョイントを見つけ出すのに、苦労した。
でも、発見。
新しいチューブを付けて、どうにか整った。
でも、更に上の方で、スースーと音がする。
分けてある片方を、食いちぎったのである。
切って、どうにか二股まで引っ張った。
長さは、どうにか間に合った。
出先を食いちぎり、その元までも食いちぎるのは、初めてである。
執拗にチューブが気になったようだ。
幸い、片方だけでもぶくぶくしていたので、酸欠は免れた。
大元の二手両方が食いちぎられたら、この温度では危ない。
何で、あんなにチューブが気になるのであろうか?
気になるものは、巣に持って帰るそうだ。
食いちぎられたチューブの残骸が、池のほとりに置いてある。
これも、持って行っているのかも知れない。
タヌキにチューブを食いちぎられたのは、これで4回目である。
ポンプの大元の太いチューブもやられたことがある。
このときは、気温が低くて、酸欠にならずに済んだ。
春のこの時期、食べ物が欲しいのだろう。
タケノコくらいは手に入りそうだが、他の食べ物は手に入らない。
苦労して見つけたチューブなのかも知れないが、食べられない。
別の場所に埋めた魚の死骸まで、持って行った。
お腹は壊さないのだろうか?
ハクビシン、アオサギ、そしてタヌキ。
池を目掛けてやって来るが、魚は網をかぶせてあるので、採れない。
やけくそになって、チューブを食いちぎるのかも知れないな。
しばらくは、気にしながら、魚たちの世話をする。
でも、今回のタヌキは、執拗であったようだ。