ハロウィーンの31日。
定例の”演奏会&会食会”。
今回はプロを目指す若者も参加して、華やいだ。
気忙しい日常から這い出して、しばし心を解した一日。
フロアーを借りて、スタジオ風にアレンジしたのは弟夫婦。
2年半、毎月1回のペースで、今回が30回目。
ねずみさんは、このうち、17回連続でお邪魔している。
最初から皆勤賞で参加している「歌姫」さんもいる。
気が向いたときに参加する人も大歓迎の「和み会」。
持ち歌がないのに参加し始めて、その開放的な雰囲気が気に入った。
お酒を飲めなくても勧められることがない気楽さ。
間違っても責められることがない歌披露。
今回も歌数を少しづつ増やしながらの参加である。
スピッツ・オン・パレード気味の選曲になってきた。
バラード調が多い歌の中に入ると、スピッツの曲はキラリ。
フォーク・ソングも中島みゆきも歌う。
でも、演奏会に喝を入れてくれるのは、スピッツの楽曲だ。
何故だか判らない。
でも、スピッツなのである。
サザンでもドリカムでもミスチルでもテルマでもない。
スピッツ。
ちょうど1年くらい前に「チェリー」をフルで歌った。
風邪を引いて、声も出ていないように思った。
歌い終わって、スタンディング・オベーション。
びっくりしたのは、ねずみさんの方だった。
アレンジもねずみ風だし、マサムネのような声は出ない。
でも、でも、拍手喝采!
弟は、後日、凄く喜んでくれた。
「あの喝采を目指して、この会を立ち上げた気がする」と。
それ以来、「チェリー」を歌わないと、会が終わらなくなった。
「ロビンソン」でも「青い車」でも「遥か」でも、終われない。
遠路はるばるだから、時間を気にしながら、「チェリー」。
今回も、ねずみさんの締めくくりは「チェリー」。
ギターの弦には可哀そうな感じでかき鳴らして「チェリー」。
声が出る限り、会が続く限り、「チェリー」は途絶えることはないだろう。
面白くて楽しい”演奏会&会食会”を、今回も満喫した。
参加してくれたみんなに、ありがとう!
主宰してくれている弟夫婦とその子供たちに、ありがとう!
「みんなに宜しく!」と言ってくれたおばあちゃんに、ありがとう!
留守番をしてくれていた家族に、ありがとう!