随分前に、盛岡で「レイモン・サヴィニャック展」が開催されたことがあります。
ポスター画家として有名な方。
展示の中には彼が遺した印象的な言葉のいくつかも掲げられていて。
この方は世の注目を浴びるようになったのが何と41歳の時という、超遅咲き。
その後、時代の流れでポスターの中心が写真へと移ってからも描き続け。
遂に某自動車会社のポスターが注目を浴び、再び広告界の最前線に返り咲いたのが何と70歳のとき。
この経歴だけでもう脱帽です。
自分のやり方を曲げず、時代が彼になびいてくるまで待ち続けた人生。
それ故か、その言葉は肩肘張らない感じながら重みがありました。
その中に、次のようなものがありました。
Minimum Moins on montre , plus on did.
フランス語なんで正確なことはわかりませんが。
以下の訳がついておりました。
最小の表現で、最大の効果を
思わず、納得。
うちの劇団のモットーとほぼ同じです。
何十年も前にこうした先達の方がいたということに畏敬の念を憶えずにはいられません。
多分、皆誰もが漠然と考えたことはあるんでしょうけど。
言葉にされると説得力が増す感じが。
この言葉を忘れずに行きたいものです。