先月、隣の家のお婆さんが亡くなった。
数日前には元気な姿で家の前を通って散歩していたのに。
今彼女の家は誰も住んでいない。
何だかそこだけ、ぽっかりと穴が開いたように、存在感を無くしていた。
そして昨日、会社の人が亡くなった。
私より少し上くらいの年齢の方。一昨日まで元気な姿を見ていたのに。
私の机からほんの数メートル離れたところにある、彼の机。
今日、その上には花瓶に生けられた花が置いてあった。
がらんとした机。
ぽっかりとそこだけ空白になったかのような感覚。
直接一緒に仕事をやった方ではないけれど。
いなくなったことに、少なからず衝撃を受けた。
そこだけ妙にぽっかりと空白になっているかのような感覚。
身近なところで、ふと顔を見せる。
「 死 」というものの気配。
決して、自分が縁遠いところにいるわけではないのだ、とでも言うかのように。
明日はどうなるのか、誰にも判らないんだ。
ならば、やりたいことを、やりたいときに、やりたいだけ、やる。
それが生きてることの証なんだと思う。
・・・多分ね。