このテーマの記事、前回書いたのが何と昨年11月。半年も書いてなかった・・・。
せめて2ヶ月に1回は書くようにしよう。観たいDVDも増える一方だし。
この作品のDVD、随分前に買っていたのだが、今の今まで観られず。
ようやく時間と気力が出てきたので、意を決して観た。
・・・意を決しなければ最後まで観られなかったな。これ。
ネタバレになるから、あえてストーリーは書くまい。と言いながら、きっと書いてるうちにバラしちゃうだろうけど。
作品、2時間30分弱。長いとみるか、短いとみるか。ここで分岐点がいきなり出る。
私は後者に一票。あまりに物語の展開が早過ぎて何が起きているのかがわからない。もうちょい丁寧に描き込んでもらえなかったろうか。
いや、そりゃ判るよ。主人公のどっかの教授さんがあらぬ疑いをかけられて警察から追われる、という冒頭の展開は。それに「なぜ」追われるのか、が物語のキーとなることも。更にそのネタ落ちまで知ってるし。しかしそれにしたって説明はしょりすぎな感じ。タイトルにあるダヴィンチの知識なんかはほとんど不要で、むしろキリスト教についての予備知識がないと脳味噌がついていかない。まあ、この辺は映画評論だかに結構書かれてた気がするので、これ以上はあえて書かない。
お話としてはミステリー+冒険だから、ミステリー好きの私としては興味津々で観れたし、要は宝探しのお話でもあるので、それは結構面白かった。のだけど。
落ち着かない。何だか座りが悪いというか、しっくりこない。
何が原因かなあと思っていたら、作品全体にリズムがないんじゃ?という点に思い至った。ハードカバー本だとたしか3冊にもなる大作。それを2時間半未満に押さえ込んだのは大したものだと思うが、その代償として物語のリズムがなくなった感じ。緩急という表現が一番しっくりくるが、どうにも緩が緩になっておらず、えらく中途半端。だから物語としての安定感がない印象。緩めるところは緩めてくれないと、観てる方が結構大変である。頭ついていかないんだもの。あと30分使って、あちこちのシーンを増補or追加してくれれば良かったのになあ。
個人的にはルーブル美術館の中のシーンがあっさり終わったのがちょっと残念。あと、ダヴィンチの話も重要ではあるけれど何だかサラッと流された感じで何だかな~って感じ。
あとジャンレノはいかがなものか。トムハンクスはまあ百万歩譲ってもいいが・・・教授役が結構さまになってたとこのみ評価。でも、超VIP待遇のこの2人を外して作れば良かったんじゃないか?案外、もっと落ち着いた作品になったかも。他のキャラクターの方が印象に残ってるなむしろ。FBIだかの暗号課?の女性捜査官とか、やたらキリスト教にくわしいじいさんとか。
映画として純粋に観れば決して悪くはない、と思う。だが鳴り物入りにしては半端な出来。3時間使ってしまえばもっと面白かったかも、という気になった作品。
そんなとこでした。