3/30(土)

前日までの残業で起きるの辛かったけど、前日の春の嵐で増水しただろう川を想像すると行かないわけにはいかなかった!

到着すると先客車2台。反面、近年見たことのない水量に『爆釣間違いなし』と勇んだものの……反応無し。先客の影響ではなさそうなので首を傾げるばかりの俺。

奥飛騨の川なら、増水=爆釣の図式があった。それがこちらでは当てはまらない=基本的に魚影が薄いというのが残念ながら現実なんだろうなぁ……3H釣り上がり20UP3本混じったものの、大半が15㎝前後。最後の20UPは、10m程上流に落石のあった直後に釣れた。落石の衝撃はかなりのもので恐怖を感じたけど、魚にとっては平気なのだろうか?この落石を機に危険と判断、終了することにした。

帰宅後は町内会区費徴収準備におわれ、休みなのに休みでない錯覚に……こりゃたまらん。

で、夜は宇都宮行き夜行バスに家族で乗り込む我が家だった。

 

3/31(日)

5時過ぎの宇都宮は寒く、町は眠っていた。

明日から本田技研本社に就職する「し」の入社式会場のある宇都宮へ家族で押し掛けたのだ。10時に予約してあるレンタカーまでの時間をマックと喫茶店で費やし、10時と共に足を確保、一路日光へ。

実に40年ぶり!の東照宮へ。

俺以外は全員初めて。駐車場に判断良く止めることができたが、想像以上の渋滞に驚きを隠せない我々だった。当然、本堂も観光客だらけで、拝観にも結構な時間を要してしまった。昼食を摂れぬまま次に向かうは中禅寺湖!

途中のいろは坂登りは「し」が運転。減速帯は最低限しかないし、何より対面通行じゃないのがとても新鮮!!アスファルトにブラックマークがほとんど無いのは何故だろう……道端には残雪が残り、標高千ちょいしかないことがこれまた驚き。

中禅寺湖畔の展望レストランは、遅い時間が手伝い貸し切り!!4人で食べたカツカレーは旨かった……

明日解禁を迎えるらしい中禅寺湖を背に、いろは坂の下りは俺が運転。2車線使って思いっきりアウト・イン・アウトで走れるからホント、新鮮!!こんな峠が近所にあればな~!でも、下りにもブラックマークは無かったのは何故??勾配があるから攻め切れない?

結局18時ぎりぎりでレンタカー返却し、「し」は一旦宿泊先ホテルにチェックインし明日からのスケジュール確認に。1H近くホテルのロビーで待った後(部屋で寝てるんじゃないの?と疑った俺「ゆ」「ひ」)近くの宇都宮餃子店で家族4人、最後の晩餐。

準備があるからと早めにホテルに戻る「し」の背を見送る。走馬灯のように「し」との22年間の思い出が脳裏をよぎった。と同時に隣からすすり泣く「ゆ」に思わずこっちもグッと込み上げるものがあった。(朝から胸やけ気味だったけど、それとは違う感情だった)

自分だって「ゆ」だって、親から巣離れしたからこその『今』がある。ごくごく当たり前の自然の成り行きなんだけど、現実に子供の巣離れを体験して、どこの家庭でも同じような感情を経験し時が過ぎていくんだ……初めてそう思った。

やや遅れた夜行バス名古屋行きに乗車、疲れているのに熟睡できない重い体を引きづって帰宅。そのまま出勤しなければならない気だるい週明けとなってしまった……。

がんばれ「し」!!!