これから書く経験談は、PR(permanent resident)保持者(永住権取得者)向けです

留学生やワーホリなどの永住権取得前の人と、カナダの市民権までとっちゃった人には参考になりませんので、ご注意ください。

オンタリオ州オタワでのことを書いていますが、カナダの主要都市ならだいたいどこも同じはず。(子育て時代を過ごした、第2の故郷マニトバ州ウィニペグでは同じだった。)

英語が大苦手で、大学入試センター試験でも英語のスコア50%だった私が、カナダで准看護師資格を取得するまでの覚書です。




オタワに越してきたときは、娘は小学一年生、息子は幼稚園にあがるタイミング。
やっと子供が二人とも9時から3時半まで学校に行くようになった爆笑

自分の時間が安定供給だ♪

この頃の私の野望は兼業主婦になること!
でも英語で仕事をするって、遺伝子レベルで英語音痴の私にはめっちゃハードル高い。



というわけで英語力アップのために英語学校からはじめることにしました。

語学留学向けの英語学校はめちゃお金かかるのですが、カナダで移民向けの英語学校は、ベーシックレベルまでなら無料デレデレ 




はじめに連絡を取るのは、ベンチマークテストセンターです。

私の頃は電話で予約。オタワに引っ越す前に電話で予約して、引っ越し2週間後にセンターまで行って英語のListening, Speaking, Reading, Writingのテストを受けました。
コロナ以降はオンラインになったみたい。

CLBという独自の指標で英語力のレベル分けをしています。
CLB1〜12まであって、ネイティブスピーカーはCLB9程度らしい。CLB12は英語の学者レベルなのかな?


移民向けの英語学校は、だいたいCLB1〜7、CLB8までカバーしているところは珍しい。

こちらで判定された英語力を基に、自分のレベルにあったESL(english as a second language)の学校へのリファレンスがもらえます。


そのリファレンスを持って学校に申し込みをしに行ったら、11月初めという半端な時期(カナダではほぼ全ての学校は9月開始です。)にも関わらず、
「空きがあるから、来週月曜日からきてね〜」
という感じで通学開始。

私はCLB6の結果だったのでCLB6.7合同クラスに入りました。

私の学校は午前9時から午後2時まで、水曜日休みの週4日。
ちょうど子どもたちが幼稚園と小学校に行っている間に通える、私にピッタリの時間割ウインク

こういう移民向けのESLは、英語を学ぶとともにカナダの常識や生活に必要な知識も学べます。
例えば子供の学校の先生との話し方(通知表の見方)、年末調整のやり方、交通事故の目撃者になったときの説明の仕方、履歴書の書き方と面接の受け答え、などなど。本当に役に立つ。

いろんな国から来た、老若男女のクラスメイトが仲良くなるためのイベントもいっぱい。
クリスマス会、冬のガティノーパークでスノーシュー体験、ポットラックパーティー、運動会、チューリップフェスティバルツアー。
本当に色々と充実していて楽しい学校でした照れ

オタワチューリップフェスティバルでの一枚。
クラスメイトはみんな楽しいいい人たちでした。
中東系がいっぱいです。特にシリアからの難民が多かった。



5ヶ月を1期と括って、5ヶ月毎に担任の先生がCLBレベルの評価をしてくれます。
私は11月から6月までの1期半で読む書く聞く話すの全てをCLB7 completedにひき上げてもらい、この学校を終了しました。
(一つのCLBレベルがさらにbigger, progressing, completedの3段階に分かれています。)


私は情報収集が苦手で、この学校が終わったら何をすべきか分からなかったのですが、しっかり者のクラスメイト達は次のステップのために色々なリサーチをしていました。

その中の友人の一人が、私の方向性を決めてくれました。

「介護士は1年、准看護師は2年間カレッジに行ったらなれるんだって。
近くのアルゴンキンカレッジの准看護師のコース入るのに、TOEFULやiELTS要らないらしいよ。カレッジでやってる50ドルの英語試験うければいいらしい。一緒に受けてみない?」

元医療従事者の私、看護介護職には興味あり。
TOEFULやiELTSは試験料が何百ドル。そして私はそういうの一回も受けたことがなくて腰がひけまくりだったので、カレッジの50ドルの英語試験は超魅力的。

二つ返事でお友達と英語試験の申込みに行きました!


つづく