カナダには野生動物がいっぱいです。
ウサギ、シカ、アライグマ、スカンク、ビーバー、ムースあたりは住宅地でもけっこう見れます。うさぎ
中でも多いのはリス系。オタワでは黒、茶、グレーの尻尾フワッフワのエゾリス系がものすごくいます。子供の頃に飼ったことのあるシマリスみたいな地リス系もいっぱいいます。ウィニペグみたいな平野にはプレーリードッグがいっぱいいました。
リスさん達は見た目可愛いのですが、家庭菜園を荒らすので、うちの畑にはリスよけのネットをかけています。

そしたら昨日、拾っちゃいました。
ネットに絡まったシマリス一匹。。。。

ハエがブンブンたかっていたので
「うわっ、死んでる。。。ガーン」と思ったら
リス「ギョッ、ギョッ!ムキー
「うわー、生きてた!ポーン
で、どうする?滝汗

......そりゃ助けるしかないよね、自分の良心を満たすために。
そもそも畑にネット張ったの私だし、罠を仕掛けたのは私ってことになる。

まずは
とにかく絶対噛まれないように、スキー用手袋をして、ハサミでリスの周りのネットを切り取る。
首周りにネットが絡みついてるのでどうしたものかと思ったら、ちょうどよく旦那が出てきたので、旦那に押さえててもらって首を締めてたネットを切断。

シマリス、ハエにたかられるくらい長時間絡まってて、傷口に卵が産み付けられてる。(下の写真の、左耳近くの白い所が卵)ヘロヘロに弱っているので、とりあえずカゴに入れてメロンを入れたら速攻食べ始めた。食べる元気があってよかった。

しかし目が死んでるね。

wild animal rescueにメールしたら、「夕方引取に行くけど、まずはなるべく早く傷口を洗ってハエの卵を取り除くように。」との指示。

うわーん、めっちゃ気持ち悪いゲロー

やりましたよ、夫婦久々の共同作業で。。。
バケツにぬるま湯張って、犬用シャンプーであらいました。
マゴットセラピー(蛆療法)なんてのもあるし、放っておいてもいいんじゃと思ったけど、どうやら色々と駄目らしい。
野生のリスは弱っているといえど、素早いし、かと言って強く押さえると潰しちゃいそうだし、噛みつかれたら病気が怖いし、ハムスター洗うのとは訳が違う。
ヒヤヒヤしながらも、2人がかりでどうにか終了。リスも私達もへっとへと。

夕方に来ると言ったアニマルレスキューは結局来なかったので(カナダではよくある)、夜はガレージに入れてあげました。

今朝みると、メロンもバナナもよく食べて、ウンチもたくさんしてるし、ペットシートを齧る元気も出てきたみたい。

おっ、なんか目に輝きが戻ってきた?

これ以上看病してもリスにとってはストレスだろうと思うので、庭に放しました。もともとこの子の縄張りだとおもうから、ちょうどいいよね。

バイバーイ、猫とアライグマに気をつけてねーバイバイ

畑のネットは除去します。また引っかかってたら笑えない。

ところで

カナダHappy Canada Day!カナダ
今日、7月1日はカナダの153回目の建国記念日、カナダデイです。
コロナの影響で、毎年恒例のカナダデイイベントや花火は中止で残念です。
代わりにバーチャルイベント(花火もあるらしい)があるみたいなので、せっかくなので観てみようと思います。
https://www.canada.ca/en/canadian-heritage/campaigns/canada-day.html